毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその51;長岡乗り換え)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004353.jpg長岡駅に到着した「北越7号」。

 2011年7月3日、熱帯夜の東京へ。

 日本海の景色を肴に缶ビールを飲みながら「特選ますのすし」を完食すると、必然的に眠くなります(笑)。列車は糸魚川を出ると直江津JR東日本エリアに入って柿崎、柏崎と停まり、長岡には19:36に到着しました。富山からは2時間09分の行程です。僕はここで下車ですが、「北越7号」にはまだもう少し使命があります。新潟まであと50分、走り続けなければなりません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004358.jpg 長岡で下車。

 長岡からは連絡改札口を抜けて新幹線ホームへ上り、19:46分発の「Maxとき348号」に乗り継ぎます。「Maxとき348号」には、富山17:53発の1023M特急「はくたか23号」で来ても乗り継げるのですが、ここはやはり特急「北越」のほうに乗りたかったということでありましょう。

 新潟からやってきた「Maxとき348号」はE1系の12両編成。90年代に新幹線通勤客が増加し、輸送力増強が課題となったことから日本初のオール2階建て新幹線電車として登場した車両ですね。この日はM5編成が充てられていましたが、今や上越新幹線でしか乗れない車両です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004402.jpg 「Maxとき348号」長岡到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004407.jpg 12号車から乗車します。

 オール二階建てのE1系E4系は、老朽が進んだために今後5年間で全廃の方針であることが今春報じられたばかり。とすれば先に淘汰されるのはより古いE1系からでしょうから、今後いつが見納め乗り納めになるかわかりません。今、JTBの時刻表などには編成両数が記されているので、その欄が「12両」になっている列車を、今後は注意深くウオッチしておかないといけないかも。

 「Maxとき348号」は、長岡を出ると越後湯沢に停まって「はくたか23号」からの乗り継ぎ客を拾い、あとは高崎にも停まらずに一気に大宮、上野と停まって、終点東京には21:20に到着しました。ホームに降りた途端、都心特有のむんとする熱気が襲ってきてくらくらしました。熱帯夜間違いなしです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004411.jpg ▲終点東京駅23番線に到着。隣は21:20発の新大阪行き最終「のぞみ269号」が発車中。