毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその49;頼成の森の花しょうぶ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004143.jpg富山駅5番線で発車を待つ直江津行き普通列車537M。

 2011年7月3日、富山暑い。

 俊足の「はくたか2号」を10:15に富山で降ります。「はくたか2号」は3番線に到着です。反対側のホーム5番線には富山発10:24の直江津行き普通列車537Mでしょうか、北陸色のデカ目が停まっています。

 僕がこのあと乗り換えるのは、10:46発の泊発高岡行き普通列車540Mです。2番線へ移動して、30分ほど待たねばなりません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004205.jpg 高岡行き540M。

 540Mが富山に到着するのは10:44。2分停車の間に乗務員が交代します。日曜日なので、富山へ買い物や遊びに出てきた人たちがどっと降り、車内はとたんに空いてしまいます。もしこれが金沢行きなら金沢へ遊びに行く人たちと入れ替わるところなのでしょうけど、ブラウンのモケットのボックスシートも空席が目立つようになります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004211.jpg やはりボックスシートに限る。

 僕が降りるのは富山から二つ目の小杉。時刻表では540Mの小杉発は11:02と表示されていますが、到着するのは10:57。小杉で5分停車するんですね。この停車時間の間に後続の1052M特急「北越2号」に抜かれるのです。

 僕は「北越2号」が通過するのを待たずに南口へ抜け、迎えに来てくれた友人の車に乗ってさっそく出発です。

 この日の行き先は「頼成の森」。6月24日から始まった「花しょうぶ祭り」がこの日最終日だというので見に行くことにしたのです。ここから先は、この花しょうぶ祭りで咲いていた花しょうぶの写真をずらりと並べながら書き進むことといたします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004221.jpg 咲いてます咲いてます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004226.jpg ここがいちばん広い園かな。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004215.jpg いちばんポピュラーな色合い?

 この日友人が連れて行ってくれたのは砺波市にある「県民公園頼成の森」。頼成山という山があるのかどうかわからないけど、地元の人が頼成山と呼ぶ一帯に広がる緑豊かな公園なのですが、「頼成」って読めないです。「らんじょう」と読むらしいのですが、地元民は「らんじょやま」「らんじょのもり」と言ってます。「らいじょう」が訛ったんでしょうね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004232.jpg 品種のことがわからんもので、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004236.jpg 解説できなくてすんまそん。

 「県民公園頼成の森」は、第20回全国植樹祭が開催されたのを機に、1969年年5月、樹祭の会場とその周辺の森林合わせて総面積115haを本格的な森林公園として整備したもので、開園は1975年だそうです。園内には多くの種類の樹木が繁茂しており、約16kmに及ぶ遊歩道が整備されているとのこと。6月に訪れた射水市太閤山ランドといいこの頼成の森といい、富山には緑豊かな広大な公園があって、とてもうらやましく感じます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004151.jpg 花しょうぶの遊歩道。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004245.jpg まだまだ満開ですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004156.jpg 淡い色合いもステキ。

 この頼成の森では毎年この時期に「頼成の森花しょうぶ祭り」が開かれています。今年でもう26回目。今年は6月24日から7月3日まで開かれました。僕が訪れたのはまさに最終日だったわけです。600品種、70万株の花しょうぶが咲き揃うのがこの時期で、森林に囲まれた遊歩道に沿って点在する花しょうぶ園を縫うように歩くと、森林浴気分の実に爽快な散策が楽しめます。

 会期中はスタンプラリーや花しょうぶ俳句コンテスト、野点、足湯、苗の販売など多彩なイベントが開催され、家族連れも楽しめます。僕もスタンプラリーをやっちゃって、楽しい一日を過ごせました。
 頼成の森、花しょうぶの季節だけじゃなく、春の新緑や秋の紅葉・落葉の季節に散策するのもきっと楽しいだろうな。手作りのお弁当とかを持ってまた行きたくなる頼成の森でした!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004240.jpg 清楚、清純な白い花。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819004147.jpg ▲イエローの花しょうぶは珍しいのでは。でも目立ちすぎず、綺麗です。