アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその48;「ゆめぞらⅡ」)
▲初めて見たかも。北越急行「ゆめぞらⅡ」号。
2011年7月3日、俊足の「はくたか2号」。
東京から乗った「Maxとき303号」は上野、大宮と停まったあとは越後湯沢まで走り通し、08:11に越後湯沢到着です。ここで大勢が下車し、ぞろぞろと在来線へと乗り換えます。
「はくたか2号」。
もうすぐ発車。
しかし、今まで見たことがある北越急行の車両は青い帯を巻いたものでしたが、この日の先頭車両はエンジ色の帯を巻いています。ヘッドマークも掲げていますね。なになに……?「ゆめぞらⅡ」と書いてありますね。車番はHK100-9が付いています。
「ゆめぞらⅡ」だって。
北越鉄道ほくほく線を走る普通電車の車両はHK100型ですが、このうちHK100-1、2、8、9の4両が「ゆめぞら」「ゆめぞらⅡ」として走っているそうです。これは、トンネルに入ると電車の天井がスクリーンに変わり、臨場感たっぷりの映像が流れるらしい。名付けて日本初のシアタートレイン「ゆめぞら」なのだそうである。
現在、上映される映像は「星座編」「天空編」「花火編」「海中編」「宇宙編」の5種類で、ドア脇にもそのイラストステッカーが大きく貼ってあります。上映トンネルは5ヶ所あり、土・日・祝日やGW・夏休み・冬休み期間に運行しているそうです。なるほど、この日は日曜日だったものね。
5種類の映像案内。
さて、こちらは「はくたか2号」で出発です。この日の席は4号車3番A席。北陸方面への一番列車ではありますが、日曜日だからなのか、乗客はそれほど多くはありません。
681系の普通車は偶数号車と奇数号車でシートモケットの色が違うらしいですが、4号車のシートはサーモンピンク。天井灯は間接照明で、網棚(今や網じゃないから荷物棚かな)の下にも照明があるというのはJR西日本ならではでしょうか。総じて乗り心地はいいですよね。
「はくたか2号」の車内。
乗り心地はけっこうよい。
僕は富山で下車。富山到着は10:15で、越後湯沢からは2時間を切る1時間55分で到着です。この日の富山も、だいぶ暑くなっていましたよ。
青々とした車窓の風景。
▲越後湯沢から1時間55分で富山に到着。俊足です。