アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその46;乗りそびれのFDA初便)
▲1時間遅れの出発を待つ青森発名古屋小牧行き初便FDA364便。
2011年7月2日、FDAがまだいたよ。
7月2日当日のこの記事でももう書いたので、今日のこの記事は中身も写真も重複するところが多いのですが、どうかご容赦を。
JAL再生の波を受けて、昨年10月いっぱいでJALの青森~名古屋中部線が運休となりました。それでは困るというので、青森県や中京地区の経済界などが働きかけた結果なのかどうか、今年の7月2日からこの路線が復活することになりました。
背景には八甲田山。
青森~名古屋小牧便に投入されている機材は、ブラジルの航空機メーカー・エンブラエル社の小型ジェット機エンブラエル170(E170)。J-AIRも導入しているので、機材そのものは新千歳便などで青森空港でももはやおなじみですが、FDAの機材としては7月2日がデビューとなったわけです。
R1ドア脇にシャトレーゼ。
僕は実はこの青森発の初便に予約を入れてました。直前になって東京に用事ができて乗れなくなっちゃったんですが、まさか見ることができるとは!
というのは、この日は別にFDAの初便を見にわざわざ青森空港へ行ったわけではないんです。17:15発の羽田行きJAL1208便に乗るために16:30過ぎ頃に青森空港へ行ったのですが、定刻15:30発のFDA364便はまだ出発していなかったので、偶然にもFDAの初便をカメラに収めることができたのです。就航を祝う式典の都合なのか、FDA364便は1時間遅れの16:30発になってました。
展望デッキに上がってみると、テレビ局のカメラがずらりと並び、メディアクルーや見送りの人たちが大勢、出発を待っていました。1時間も待たされて、気の毒です。FD364便は16:40を過ぎてようやくプッシュバックが始まり、タキシングを始めたのは16:50過ぎ。なんともお待たせのFDA初便でした。
だいぶ待たされてます。
ようやくタキシング。
さて、僕のほうはと言えば、そういうわけで予約までしたFDAの初便には乗らず、17:15発の羽田行き1208便に乗ります。
青森と中京地区を結ぶ路線が復活したので、僕もそのうちFDAに乗って名古屋へ行ってみたいと思います。セントレアに発着してくれたほうが北京暮らしの僕としては便利なのですが、香港時代にCXとJASを乗り継いでよく使っていた現小牧空港もなつかしいので、まあいいか。
羽田行きに搭乗。
羽田行きJAL1208便の機材はおなじみMD-90です。こちらは定刻に飛んで、定刻18:30に羽田に到着。ただ、僕としてはけっこう珍しいのですが、沖止めになり、バスでターミナルへ向かうことになりました。沖止めのエプロンに停止すると、窓からは隣のエプロンにもMD-90が停まっているのが見えました。これはどこから来たのかな。
羽田では隣にもMD-90が。
さすがにジャンボからタラップで降りたときほど圧倒的な迫力は感じませんが、高さが低いだけに、MD-90をすごく間近に見られて、なかなかいい気分です。日の長い7月初めとは言え、午後7時近くなって、羽田空港の空も暮れ色が濃くなってきました。さて、バスに乗ってターミナルへと移動しましょう。
MD-90からタラップで降機。
▲羽田空港の空もそろそろ暮れ始めてきたようです。