アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその45;バラ焼きの次は寿司)
▲店長おまかせにぎり。ついさっき十和田バラ焼きを食べたばかりだが。
2011年7月2日、青森市「河庄」さん。
それは、お昼にランチのアポがあったからです!
東京から来てくれた友人夫婦と中国人の友人をまじえて、これからランチ。それがなければ遠慮なくバラ焼きの段階でごはんをおかわりしたのですが……
そんなわけでやってきたのは青森文化会館の向かいの国道より一本山手の小路にあるお寿司屋さん「河庄」。青森では回転してない寿司はここでしか食べたことがないというぐらい僕の好きなお寿司屋さんです。
店長おまかせにぎりの全貌。
僕がここを気に入っている最大の理由は、熟成した酒粕で造る「赤酢」を使ったシャリ。赤酢を使った酢飯なんてここでしか見たこと食べたことがない。
なので、ここの寿司のシャリは真っ白ないわゆる「銀シャリ」えはんく、ほんのりと色が付いています。このコクによって、どんな立派なネタにも負けないウマイ寿司を作り出しているのです。
ちょっと寄ってみる。
本当は晩にカウンターで地酒をやりながらゆっくり時間をかけて楽しみたいところなんですが、この日は4人でランチということで、みんなで「店長おまかせにぎり」を食べました。「店長おまかせにぎり」は12貫で3,000円。東京から来た友人夫婦に青森の寿司を楽しんでいただきましょ。
中トロ、うますぎる。
「店長おまかせにぎり」は季節やその日の仕入れによって多少ネタが変わるのだろうと思いますが、この日は中トロ、ホタテ、キンメダイ、アワビ、エビ、カンパチ、ヒラメ、玉子、ウニ、イクラ、ホッキ貝、そしてカニ身でした。
僕はウニ、イクラがダメなので友人夫婦に分け与えて喜ばれる(笑)。僕は白身、光り物、貝類が好物であるからして、ホッキ貝、ヒラメ、キンメダイは泣きそうになるぐらいウマイ。キンメダイの握りなんて、しあわせだなあ。
ヒラメ、大好物。
アワビ、エビ、カンパチ。
キンメダイ、たまらん。
追加で太巻きも注文してみる。実は太巻きも大好きなんです。海苔の香りとともに赤酢のシャリが存分に楽しめます。ネタもたっぷりでボリューム満点。ついさっき「十和田バラ焼き」を完食してきたばかりだというのに、「店長おまかせにぎり」をたいらげて、さらにその上に太巻きですか。いや、いいんです。
北京にも今や日本料理店が山ほどあって、寿司の専門店も林立しているので、北京でも食べようと思えば寿司には不自由しなくなりました。しかし、やっぱりこうしてふるさと青森で食べる寿司がいちばんうまい。友人夫婦も、中国人の友人も、大満足してくれました。みんな、また食べに行こうね!
食べかけですんません。
▲ボリューム満点の太巻き。シャリが色づいているのがわかりますかね?