アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその43;「A-FACTORY」)
▲青函連絡船第2桟橋前にできた「A-FACTORY」。
2011年7月2日、初「A-FACTORY」。
東京から友人夫婦が青森へ来てくれた翌日は雲一つない快晴。気持ちのよい夏の青空が広がりました。
午前中は、その友人夫婦を連れて、まずは青森駅前にできた「A-FACTORY」へ行きました。
「A-FACTORY」は、昨年12月4日の東北新幹線全線開業に合わせてオープンした「あおもりの玄関口の青森のおみやげ・食の一大テーマパーク・青森の新しい情報発信エリア」というコンセプトの施設。青森ベイブリッジの下、メモリアルシップ「八甲田丸」のちょっと手前、かつての青函連絡船第二桟橋の着岸岸壁を目の前にした位置にある、いかにも「ファクトリー」みたいな外観の建物です。この日は天気がよかったので、この建物も青空に映えていました。
「A-FACTORY」南側入口。
ここは第二桟橋があった所。
「A-FACTORY」の中は大きく分けて三つのエリアになっています。まずメインと言えるのは「シードル工房」。ここで作られている「青森シードル」を「はやぶさ」グランクラスで飲んだことはコチラの記事でご紹介したとおりです(^^)。
そして県産品を使った数々のお土産品の販売エリアと、県産食材を使ったレストランなどのフードエリアです。この二つのエリアの間にはテーブルと椅子がたくさん置かれたフリースペースがあり、訪れる人がここで思い思いに過ごすことができます。
わりと広いフリースペース。
さて、昼にはまだ少々時間がありますが、ここで僕がぜひ食べたいものがあります。それが食べたくて、東京からはるばる来てくれた友人をわざわざここへ連れて来たようなもんです。
「A-FACTORY」の1階北側半分には食べ物屋さんが4店舗あります。「SKIPEGG」、「AOMORI SOUP」、「鮨いっぱち」、そして「グリル番紅花(さふらん)」。そして、僕が行きたいというのは「グリル番紅花(さふらん)」です。
「グリル番紅花」。
木製の長いカウンターが内側の厨房に面してつづき、大きなガラス張りの窓際にはテーブル席が並んでいて、そこから青森ベイブリッジとメモリアルシップ「八甲田丸」が眺められ、天井は高くて開放感たっぷりで、気持ちのいいことこの上ありません。
さて、11時にオープンしたばかりのこのお店のまだ誰もいないカウンターに座って、さあ注文です。
長く伸びるカウンター。
▲テーブル席のある大きなガラス張りの窓からは青森ベイブリッジ、その奥には八甲田丸が見えます。