アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその41;七戸十和田駅)
2011年6月29日、七戸十和田駅、詳報。
結局悩んだ挙げ句、七戸十和田駅を利用する機会はめったになかろうと思い、新幹線で帰ることに決定。これはなかなかレアな体験になるはず(^^)。
車はあるが人けはないなあ。
このときの様子は乗車当日にコチラの記事でご紹介済みですが、今回はいちおうその詳報ということになりましょう。
僕が乗ったこの頃は駅周辺には何もなく、人影少なくひっそりという感じでしたが、その後、先週9月15日、駅前に大型商業施設「イオン七戸ショッピングセンター」が開店し、隣接する道の駅「しちのへ」とともに、駅前のにぎわい創出への期待が地元で高まっているとのことなので、もしかしたら今は駅のほうも少し活気が出てきているかもしれないです。まあそれでも停車する新幹線は多くなく、十和田市の中心街からも車で30分かかるので、駅自体の利用者が伸びているかどうかはわかりません。
コンコース。
それでも、待合室でしばらく座っていると、少しずつ利用客が集まってきました。16:18発の新青森行き「はやて127号」と16:43発の東京行き「はやて134号」の利用客です。七戸十和田駅の部分は、線路は高架の上ではなく、谷のように切れ込んだ、地上の低いところを通っているので、ホームへは改札を抜けたあと階段を下りて向かうことになります。
待合室にいるときに列車が通過するような轟音が聞こえましたが、あれはたぶん新青森15:47発の「はやて132号」が駆け抜けて行った音。早めにホームへ入って通過シーンを見ればよかったな。
ホームは階段下。
「はやて127号」が到着。
やがて、1番線に「はやて127号」が入ってきました。階上にある新幹線コンコースから写真を1枚撮って、急いで階段を下ります。七戸十和田駅に停車する「はやて」は一日上下12本ずつで、全線復旧後の初期の震災ダイヤでもこの本数はずっと維持されてきました。
さて、僕はこの「はやて127号」に乗って青森へ帰ります。「はやて」は全車指定席ですが、盛岡~新青森駅間は立席特急券的な扱いで(「特定特急券」といいますが)空席があれば着席してよいことになっています。だいたい盛岡を過ぎると「はやて」は空くので、座れないということはまずありません。終点新青森まではわずか15分です。車販のコーヒーを飲む時間もありません(笑)
ホームの駅名標。
七戸十和田駅のホーム。
「はやて127号」は終点新青森に16:33に到着しました。8分の待ち合わせで16:41発の4027M特急「スーパー白鳥27号」函館行きに乗り継ぐことができます。この列車に新青森から青森までひと駅だけ乗る場合は特急券は不要です。
新青森駅から青森駅までは、以前秋田から来た特急「つがる」に乗ったことがありますが、新青森駅が始発の「スーパー白鳥」に乗って青森駅まで移動するのは初めてです。始発列車ということもあり、ホームに下りたときには「スーパー白鳥27号」はすでにホームに入っていました。
新青森駅在来線ホーム。
「スーパー白鳥27号」の自由席は2号車と3号車。乗るのは青森駅までのひと駅なので座れなくても全然かまわないのですが、余裕で座れてしまいました。このまま函館まで乗り通したくなってきます。「(スーパー)白鳥」の運行区間が八戸~函館から新青森~函館になってからまだ函館へ行く機会に恵まれていません。そろそろ函館の老舗ハンバーガー店「ラッキーピエロ」の「函館山バーガー」を食べに、ちょっと函館まで行ってこようかな。
函館まで乗り通したい。
▲めったに乗ることはない区間なので記念に撮ってみました(笑)。