毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大宮駅前でのランチはつけ麺。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201041.jpg ▲大宮駅東口から徒歩2分の「麺処一寸道」の「春 激辛・一寸道つけ麺」。

 2011年9月4日、「とき」と「はやて・こまち」の同時発着。

 昨日は越後湯沢から「とき320号」に乗り、大宮で「はやて・こまち167号」に乗り換えました。9月22日までの震災ダイヤでは、「はくたか」に接続する「とき」の大宮着時間と下り「はやて」の大宮発時間が同じなので乗り継ぎが悪く、大宮で「とき」から「はやて」へ乗り継ごうとするとどうしてもちょうど1時間待つことになってしまいます(例えば「とき320号」の大宮着と「はやて・こまち165号」の大宮発時刻はどちらも11:54。「はやて・こまち」をあと1分大宮に停めてくれれば乗り継げるのに……)。

 そんなわけで、大宮で1時間、時間ができてしまいました。ちょうどお昼時なので、駅の外に出てランチでも…… しかし勝手を知らない大宮の街、どこに何があるかさっぱりわからないので、行き当たりばったりに、大宮駅東口近くで目に飛び込んできた「つけめん らぁめん」の看板に誘われて、突入!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201123.jpg ここへ飛び込んでランチ。

 偶然飛び込んだそのお店は「麺処一寸道」。チェーン店かどうかはわからないのだが、店内は決して広くない。ていうか、狭い。某紹介ページではカウンター7席、テーブル4人がけ×2の8席で計15席となっているけど、うむ、確かにそんな感じ。

 メニューは「一寸道つけ麺」「背脂つけ麺」「濃厚豚つけ麺」など「つけ麺」が看板のようで、それに加えて「豚骨らーめん」や「醤油らーめん」もあるという感じ。季節柄、夏メニューとして「冷やし胡麻タレつけ麺」などもあり、更になんだかよくわからないが「春」系列のメニューもあるらしい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201130.jpg 限定メニューも数々あり。

 入ってすぐ左に食券の券売機があるのでそれに向かってしばし悩み、なんだかよくわからないけど「春」系列いってみようや。「春 激辛・一寸道つけ麺」の「全部のせ」の「大盛り」、いきます!(お昼は大盛りが無料サービスなんで食券買う必要ないです。)。

 店内はきれいで落ち着いていて、雰囲気は花丸。女性が一人だけでランチをしている姿も複数見受けられ、客足は途絶えることなく、なかなか人気の店であることがわかります。

 そしてカウンター越しにまずやってきたのが「全部のせ」の具とつけ汁。お、これはなかなかボリュームがありますな。つけ汁は真っ赤だし。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201035.jpg 「全部のせ」の具。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201047.jpg 「春辛」「春激辛」のつけ汁。

 「春辛」と「春激辛」にはどちらにも同じこの真っ赤な汁が出るようです。かきまぜてみると、チャーシューやらネギやらシナチクやら、「全部のせ」の具がなくても十分足りそうに既にたっぷり具が入っています。

 「全部のせ」の具は、味付け玉子、ネギの千切り、マジで香ばしいチャーシュー、ホウレンソウにシナチク、そしてたっぷりのモヤシ。つけ汁が既に具だくさんな上にこの「全部のせ」はもはやかなりのボリューム。 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201112.jpg つけ汁は既に具だくさん。

 そしていよいよ麺の登場。麺は、注文のときに冷たくするか温かいまま出すか尋ねられます。僕は温かいままのをチョイス。

 さあ来た、大盛りの麺。おお!かなり太めのストレート麺、色も実に好もしい黄色ですが、その上に渦のようにラー油のような赤い液体がかけてある。この辛味ダレが最初から麺にかけてあるのが「春辛」と「春激辛」の違い。ぱっと見、この辛味ダレがどれほどカライものなのかはわからないけれど、量としてはけっこうたくさんかかってる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201057.jpg 麺登場。太めストレート。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201102.jpg カラそうな辛味ダレが……

 麺の入ったどんぶりの底には湯切りして残った茹で湯がけっこう残っていて、その湯とこの辛みダレと麺をよーくかき混ぜると、もはや赤いつけ汁などいらないのではないかと思えるような、真っ赤な油麺のようなものができあがりました。これだけで食べても十分いけそうです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201106.jpg これだけでもウマそう。

 さて、辛味ダレが十分に絡まった太めストレート麺をリフトアップし、「全部のせ」の具を少しずつ入れ込んだ赤いつけ汁に泳がせて、食します!

 あ、うまいわ、コレ。

 いや、非常に、カライです。久しぶりにこんなカライもの食べたなって感じ。しかし、カライんですが、赤いつけ汁にそのカラさと妙にマッチした甘さがあって、それが全体としての旨みになっているようです。だからカラさを苦痛に感じずに、つるつるといけちゃう。麺もおいしい。「全部のせ」の具もウマイ。

 僕はあまりつけ麺が好きではないのですが、その理由の一つが、味が濃すぎてスープ(つけ汁)を飲みきれないから。店によってはつけ汁を飲めるように薄めるための「スープ割」を用意していますが、ここにはない模様(言えば出してくれるのかもしれないけど)。それなのに、僕はこの「春 激辛・一寸道つけ麺」の真っ赤なつけ汁を、薄めずに完飲してしまったのです。それぐらいうまかった。また食べたい。大宮駅東口以外にお店はないのだろうか。しかたない、また大宮へ行こう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201116.jpg ▲辛味ダレを絡めた麺をリフトアップし、真っ赤なつけ汁へと向かう!