アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその27;飛鳥山のアジサイ満開)
▲ガクが大きめのアジサイはボリューム感がたっぷり。
2011年6月25日、飛鳥山公園。
「はやぶさ506号」のグランクラスで上京した僕は、その日は馬喰町駅上のビジネスホテルに泊まりました。馬喰町駅を使うのはこれが初めてですが、地下ホームの壁面からは滔々と清水があふれていて、清涼感たっぷりです(地下水が漏れてるんだけど、いいのかそれで)。15両対応のホームのど真ん中に信号があったりして、都心の地下の妙に癒されるスポットだったりして?
ホームの真ん中に信号。
さて、僕はこのあとあれこれと用事を足し、暇になった午後には、小雨模様だったこともあり、一週間前に通りかかって6分咲きだった北区飛鳥山公園のアジサイを見に行くことにしました。一週間経って、きっと見頃を迎えていることであろう。
で、行ってみたらば、みごとに満開!
飛鳥山公園のアジサイストリートは、王子駅ホームの反対側、京浜東北線、宇都宮・高崎線、湘南新宿ラインの線路脇にある飛鳥山公園の東斜面の麓にあり、人がすれ違うのもやっとというような狭い小道に面して数百mにわたってアジサイが植わっています。この日は小雨模様でしたが、そうであればこそアジサイが美しく咲いているだろうと、こんな狭い小道に、散歩や撮影に訪れた人たちがたくさん行き交っていました。
小道にせりだしたアジサイ。
みんな写真撮ってます。
みごとな咲き誇りぶり。
このアジサイストリートは、道が狭いだけでなく、場所によっては、満開のアジサイが道にせり出していて、アジサイの下をくぐっていかなければ進めないほどです。咲き誇るアジサイの色は、薄いブルーから濃い赤紫まで、花もこんもりとした房になっているものも美しいですが、ガクアジサイも可憐ですてきです。しばらくそのアジサイの写真をお楽しみください。
色白なのもありますね。
ホント、きれい。
中心部が楚々としてる。
大ぶりな房をつけてます。
ガクアジサイもいい。
ここは線路脇なので、アジサイと列車を同時にフレームに入れ込んだ写真も撮ることができます。行き交う列車は多彩で、京浜東北線のE233系から、湘南新宿ラインなどのE231系、211系、新幹線、そしてJR貨物のEF64などまでがアジサイと絡んできます。
僕がここを訪れたときは、さいわい雨が落ちてくることはなく、傘を差さずにアジサイをたっぷり堪能することができました。一年で一度だけのアジサイの季節を日本で楽しむことができてよかったです。僕も長く北区に住んでいましたが、飛鳥山公園は我が北区の誇れる名所であることを再確認いたしました!
E1系もやってきた。
▲道は狭いが、散策にはうってつけ。公園の中も合わせてのんびり日曜日を過ごすのに最適。