毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその22;震災ダイヤ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002304.jpg ▲震災ダイヤで運行中の東北新幹線新青森駅にて)。

 2011年6月24日、1日1往復の「はやぶさ」。

 さて、この日は晩に東京で用事があったので、東北新幹線で上京します。

 震災ダイヤでの運行が続く東北新幹線は、このあと7月9日からもう少し徐行区間を狭めて所要時間を短縮した特別ダイヤへ移行するのですが、この日の時点ではかなり本数も少なく、所要時間の長いダイヤが継続されていました。「はやて」で新青森~東京間が所要約4時間30分といったところです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002259.jpg 今回の帰省初の新青森駅

 しかし、震災直後から東北新幹線が全線復旧するまでの49日間は、新青森駅も火が消えたような静かさでしたから、徐行運転とは言え、全線復旧はありがたく、新青森駅にも活気が戻ってきていました。

 ただ、3月5日に鳴り物入りでデビューした「はやぶさ」は1本減の新青森~東京間1往復、仙台~東京間1往復のみの運行で、「はやぶさ」と名付けてもらった俊足ぶりも発揮できていないのがちょいと残念。一方、1本減だけにグランクラスのチケット争奪戦は一層熾烈になっていることでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002309.jpg こちらホームの案内板。

 僕は16:17発の「はやぶさ506号」が入線する予定の11/12番線ホームに上がってみましたが、反対側のホームの13番線にはいつもの「はやて」のE2系が停まっています。「はやぶさ506号」の発車を見送ってから東京へ向かう16:28発の「はやて134号」でしょうか。車端部には「がんばろう日本!がんばろう東北!」のステッカーが貼られて、復興への願いが込められています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002324.jpg 16:28発「はやて134号」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002328.jpg 復興への願いを込めて。

 以前このブログでもちらっと紹介しましたが、「はやぶさ」が走るようになってから、ホームに「はやぶさ」の乗車口案内が新設されました。新青森駅にはホームドアがあるので、その乗車口案内はホームドアの可動部脇にステッカーを貼る形で掲示されていますが、「はやて」のステッカーの隣に貼られた「はやぶさ」のステッカーは、「はやぶさ」のロゴマークが黒地に白色で入ったシブイもの。10号車の乗車口のステッカーにはグランクラス・マークも描かれていて、かっちょいいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002320.jpg ▲新たに加わった「はやぶさ」の乗車案内。10号車部分にはグランクラス・マークも。