毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその15;終点青森)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001915.jpg ▲快晴の終点青森駅3番線に到着した4001レ寝台特急日本海」。

 2011年6月20日、終点青森。

 弘前を発車した寝台特急日本海」は、左に晴れ渡った青空の下の津軽富士岩木山の雄姿を眺めながら、ラストスパートです。

 以前は弘前を出れば次は終点青森でしたが、新幹線が新青森駅までやってくるようになってからは、すべての優等列車新青森に停車するようになったので、「日本海」も新青森に停車します。まあ「日本海」が新青森に停車しても、それほど新幹線や函館行き特急への接続がいいわけではないですけどね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001911.jpg 新青森駅にも停車する。

 08:38に新青森を発車した「日本海」は、西バイパスをくぐり、西滝川を渡り、津軽線と合流し、我が母校千刈小学校を左に見ながら大きく左へカーブを描き、旧東北本線青い森鉄道と古川跨線橋をくぐりながら合流して、7分で終点青森に到着しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001922.jpg日本海」と青森ベイブリッジ。 

 この日、「日本海」を大阪からはるばる牽引してきたのはローズピンクのEF81-107。青森に到着するとすぐに切り離し作業に入るので、写真を撮るなら少し急がなければなりません。

 ブルーの客車から切り離されたEF81-107は、ちょっとだけ前進していったん停車し、それから海側へとひきあげていきます。後側にもトレインマークが付いているのが確認できます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001926.jpg 海側へ走り去るEF81-107。

 海側に走り去ったEF81-107は、いつもは6番線の外側の、つまり駅構内のいちばん西側の側線をたどって戻ってくるものと記憶していたのですが、この日はなぜか5番線を戻ってきました。しかも、そのまま通り過ぎずに、5番線の途中で停止。EF81の単機がホームに停車中という珍しい光景が出現したのですが、今は実はいつも5番線経由で引き上げているのかしら?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001931.jpg 単機回送で5番線に停車。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001940.jpg 両方にHMが付けてある。

 僕は、5番線に停車したEF81-107がまだ動かないうちに青森駅を立ち去りましたが、EF81-107はどれぐらい停車していたのでしょうね。EF81-107はこのあと単機のままで、青森市西部の青森車両センターへと引き上げていくはずです。

 それにしてもこの日はすばらしいお天気!雲一つない青空をバックに青森ベイブリッジも映えます。夜を徹して走ってきたEF81-107には少々眩しすぎるのではと心配してしまうほどの明るい日差しです。EF81-107には、19:31の上り「日本海」の発車まで、ゆっくり休んでいただきましょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001944.jpg跨線橋上から5番線に停車中のEF81-107を見下ろしまする。