毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその13;EF81-107)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001725.jpg ▲赤信号が灯る富山駅5番線。

 2011年6月19日、「日本海」に乗る。

 一日かけて、太閤山ランド海王丸パークという富山県射水市の自然豊かな素晴らしいスポットを案内してもらい、夕方小杉駅近くのショッピングセンターでお茶をしてから、近くの寿司屋に入って新鮮な刺身や寿司に舌鼓を打っている間に日が暮れて、残念ながら、富山を離れる時間がやってきてしまいました。

 小杉駅から21:48発の金沢からの普通列車479M富山行きに乗って富山に戻り、駅前のホテルに預けておいた荷物をピックアップし、飲み物類を調達して再び富山駅6番線にやってきました。時間はすでに10時をまわり、日曜日ということもあって、どのホームも閑散としています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001730.jpg 閑散とした富山駅構内。

 やがて、電気機関車と電源車のごーんという音とともに、6番線に列車が入ってきました。22:20発の4001レ寝台特急日本海」です。

 富山から青森へ帰るのに「日本海」はよく利用しますが、前回4月の末に来たときは、さすがにGWに差しかかっていたので満席で寝台券がとれませんでした。今回はしっかり下段がとれて、ブルトレの旅を楽しむことができます。

 牽引しているのはローズピンクのEF81-107。昔と少しも変わらないこのローズピンクとブルーの編成美は、いつ見てもほれぼれします。

 車内はそこそこの乗車率。青森行き「日本海」は魚津、糸魚川直江津と停まっていきます。そう言えば、前日「はくたか26号」で富山へきたとき、泊駅のあたりで下り「日本海」とすれ違ったので、今度は「はくたか26号」とのすれ違いシーンを見てやれと思ったのですが、どうも見そびれてしまったようです。となるとあとは寝るしかありません。寝台を調えて、一夜の宿に身を横たえます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001734.jpg 富山駅に入線する「日本海」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001742.jpg ▲この日の牽引機はEF81-107。ホームぎりぎりに停まって、2分間停車のうちに息を整える。