アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその9;富山到着)
2011年6月18日、北陸への最終列車。
東京駅から乗った「とき347号」は所要69分で、21:21に越後湯沢に到着しました。寝過ごさずに降りられてまずは一安心。
「とき347号」は、北陸方面へ向かう列車に接続する最終列車なので、東京発車時点からすごく混んでいるのではないかと危惧していたのですが、意外にガラガラで、拍子抜けしました。土曜日だったからかな。
それでも越後湯沢駅ではけっこうな人数が降りて、在来線ホームへと急ぎ足で向かいます。僕もその流れに加わって、0/1番線ホームへと下りていきます。
先頭車は闇の中。
信号はもうすぐ青に。
越後湯沢で乗り継ぐのは21:30発の1026M特急「はくたか26号」。越後湯沢から北陸方面へ向かう最終の接続列車です。車両は681系の9両編成ですが、もしかしたら後ろ3両は北越急行の683系「スノーラビット」かもしれません。確認はしませんでした。
先頭は1号車グリーン車。ブラウンのモケットに赤いヘッドレストカバーが落ち着いた雰囲気を醸し出す2×1列の3列アブレストのどっしりとしたシートは、JR西日本らしいゴージャス感を感じさせます。僕は、北陸への最終接続特急ということで混雑を見込んでいたので、今回は思い切って681系のグリーン車初乗車と奮発したのですが、乗ってみるとグリーン車に乗客は数人程度で、ゆったりと最高の乗り心地を楽しむことができました。
1号車はグリーン車。
こちら一人掛けシート。
僕はよく富山22:20発の寝台特急「日本海」に乗るのでふと思い出しました。この「はくたか26号」はぼちぼち下り「日本海」とすれ違うのではないでしょうか。そう思いながらじっと暗い車窓の景色を凝視していたら、確か泊駅通過中だったと思うのですが、「日本海」とすれ違いました。記憶があまり定かではないのですが、泊駅の上下本線の間にコンテナ列車が停車していて、その向こうを走っていく「日本海」はよく見えませんでした。
魚津に泊まれば、次は富山。23:26の到着で、僕はここで下車です。
富山に到着。
終点金沢までもう少し。
僕は富山で下車ですが、「はくたか26号」はこのあと高岡、そして終点金沢まで、あともう少しがんばらなければなりません。金沢に到着するのは日付が変わったあとの00:03。おつかれさまであります。
「はくたか26号」が去った反対側の4番線には、おお!デカ目じゃないですか!「はくたか26号」が去った5分後の23:32に発車する、金沢行き普通列車456Mです。富山から上り方面の最終列車です。平日ならもっと混んでいるのでしょうが、この日は土曜日なので、発車前の慌ただしさもあまり感じません。食パン電車なき今、このデカ目が残ってくれているのはうれしい限り。さて、僕は日付が変わる前にホテルにチェックインしよーっと。
▲デカ目健在!富山から上り最終の金沢行き456M。