毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその6;塩専門ひるがお)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001328.jpgホテルメッツ田端の客室から見えた長野行き「あさま517号」。

 2011年6月18日、窓から新幹線が見える。

 前夜、かなり酔っ払ったのと「バリ男」の気合いに当てられたのとで、すっかり爆眠してしまったので、この日はゆっくりのスタートです。

 新幹線がよく見えるホテルメッツ田端に投宿したので、カーテンを開ければ眼下には新幹線の高架がよく見えます。高架下の新幹線車両基地とつながる側線をこれから東京駅に入線する車両が行き交う姿もよく見えます。8時過ぎにちゃんと起きていれば、新青森行きの「はやぶさ501号」も見られたはずだし、それを見るための宿泊プランのようなもんなんですが、ま、別にどうってことはないですな。

 僕が部屋を出る間際に窓の外に見えたのは、東京10:44発の「あさま517号」。そう言えば久しく「あさま」には乗ってないな。
 高架下の車両基地からは、たぶん東京11:20発の「Maxやまびこ309号」となるE4系がゆっくりと上野方へ走っていきました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001334.jpg これから東京駅へ入線。

 さて、この日はまず東京駅へ行って荷物をコインロッカーへ預けるところから始まります。

 今後の行程に便利なように、日本橋口に近い場所にあるコインロッカーへ大きな荷物を預け、身軽になったところで、ブランチと行きましょう。

 足を運んだのは八重洲地下街東京ラーメンストリート。いつもどの店も長蛇の列ができていて、すぐにあえなく退散してしまう僕ですが、この日はまだ時間が早く、ラーメンにありつけるんじゃないかと思い、行ってみました。

 いや、それにしても、まだ11時を回ったばかりなのに、長い列ができている店もあります。東京ラーメンストリートでは北海道月形町に生まれた「むつみ屋」さんにしか入ったことがありません。今回は、それほど待たずに済みそうで、前夜が「バリ男」でごってりだったのであっさり系の店ということで、「塩専門ひるがお」さんをチョイスしました。


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001355.jpg 「塩専門ひるがお」さん。

 食券を購入し、店の前に並ぶことしばし。一人だったのに二人席に案内されて相席がなく少々恐縮。

 「塩専門ひるがお」さんは、「せたが屋」ブランドの塩ラーメン専門店。山鶏のガラ、利尻昆布九十九里産煮干などでとったさっぱりながらもコクと旨みのあるスープが特徴。塩は、ベトナムのカンホアで塩田に海水を導き太陽と風の力だけで蒸発させて採取される天日塩を使うというこだわりよう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001338.jpg いかにもすっきりあっさり。

 注文したのは「塩らーめん ひるがお盛り」。いわば「トッピング全部のせ」のメニューですね。

 スープはいかにもこれぞ塩ラーメン!と主張するかのようにクリアで、見るからにあっさりとさっぱりとした感じ。麺はあまりちぢれてはいませんが、細さは僕の好みと言えるでしょう。

 そしてトッピング。ネギの千切り、チャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、とここまでは普通の「塩らーめん」と同じで、これが「ひるがお盛り」になると、チャーシューとメンマが増量になる上に、「しお玉子」と「ワンタン」がプラスになります。「しお玉子」の上にはワンタンに使われるエビが一匹載っかっています。

 いやあ、こういうあっさりとしたラーメンもうまいもんですなあ。塩ラーメン好きなのでなおさらです。あっという間に完食です。ごちそうさまでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001350.jpg 麺はちぢれてない。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819001346.jpg ▲しお玉子もワンタンもこの店自慢の品だけあっておいしかったです。ああ、また食べたい。