毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ソーセージ・マックマフィン

イメージ 1

 最近、中国のバス停にある広告で、「これはウマイ!」と思わず膝をぽんと叩いてしまうほど巧みな中国語の商品名を見かけたので、今日はそれをご紹介。

 それは、マクドナルドの朝マック商品の一つ。バス停の看板は写真に撮れなかったので、マックの店舗まで行ってレジ脇のポスターを撮影してきました。それが上の写真。

 このポスターのいちばん上に書いてある「+\4.50得脆薯餅一塊」は、「プラス4.5元でハッシュポテトひとつ」の意味。

 その下の水色のところに書いてあるのは、「火腿扒麦満分組合 火腿扒麦満分+McCafe冰旋咖啡 \6」で、ポイントはここの「満分」。

 「満分」は日本語の「100点満点」とかというときの「満点」という意味で、クイズ番組などで司会者が「得満分!」(=満点獲得です!)などと言っているのをよく聞きます。パーフェクトってことですね。

 なにゆえマックのポスターに「満点」が出てくるのか、ぱっと見たときはよくわからなかったのですが、よくよく見ていてわかったのは、ここに書いてる「満分」は「マフィン」のことだということです。「満分」の前の文字「麦」は「麦当労(=マクドナルド)」の「麦」なので、「麦満分」で「マックマフィン」というわけです。

 「満分」の発音は「manfen(マンフェン)」。言われてみれば「マフィン」に似てる。音も似ていて、意味は「満点・パーフェクト」。すばらしい訳語じゃないですか!中国はこういう言葉を創出するのが実にウマイ。いつも感心するのだけれど、今回の「満分」にはマイッタ。ウマイ。

 というわけで、「火腿扒麦満分組合 火腿扒麦満分+McCafe冰旋咖啡 \6」は「ソーセージ・マックマフィン・セット ソーセージ・マックマフィンとMcCafeのソフトクリーム載せコーヒーで6元」の意味。これを食べれば今日も一日満点なり!