1月の緊急帰省レポ(その4;凍てつく大地)
▲あの山は岩手山かしら。JAL1201便の機窓から。
なんだかんだで書きかけのまま放置してしまった記事を、思い出したように再開です。ちょうど寒い季節になってきたし、今年の1月の緊急帰省レポのその4です。その3は何ヶ月も前に掲載したコチラの記事ですので、思い出しがてら併せてごらんくださいませ(^_^ゝ。
では2011年1月24日、凍てつく空を。
RWY34Rを離陸したJAL1201便は、快晴の関東上空を順調に高度を上げ、北を目指します。
関東上空、JA003Dの翼。
東北地方上空へ入ると雲が増え、地上の景色があまり見えなくなってきました。しかし、ところどころ雲がないところもあり、眼下に雪景色が広がりました。
08:10頃、右手奥に美しい稜線の山が見えてきました。岩手山でしょうか。いつもは東北新幹線の窓からいわて沼宮内~盛岡間で見るばかりなので、岩手山を反対側から見たことはほとんどなく、あの山が岩手山かどうか、いまひとつ自信がありません。
そのすぐあとのほぼ真下には、半分ほどの水面が凍り、真っ白な雪が積もったダム湖がありました。ダム湖の幅が最も狭くなった真ん中あたりに橋がかかっています。田沢湖の北側にある玉川ダムの宝仙湖でしょうか。かかっている橋は男神橋で、凍っているのはダム湖の東側半分になりますか。
玉川ダム、宝仙湖。
陸奥湾上空には雲はなく、高度を下げたJAL1201便は青森空港上空をパスして陸奥湾上空に抜け、夏泊半島を右に見ながら右へ急旋回し、浅虫のあたりから再び陸の上に戻り、青森の市街地をすぐ下に見ながらRWY24へとアプローチしていきます。前回1月6日に青森を離れた時は雪はほとんどなかったのに、今回眼下に見える青森市内は、どこもかしこもこんもりとした厚い雪に覆われていました。
JAL1201便は青森空港に定刻到着。この日青森空港に最初に到着したMD-90はゆっくりとスポットイン。青空は見えていますが、いかにも寒そうです。機内の暖かさに睡魔に襲われそうになっていましたが、ブリッジに降りたとたんに厳しい冷気にぱっちり目が覚めました。
▲青森空港に定刻到着したJAL1201便。