1月の緊急帰省レポ(その3;連なる太陽のアーク)
▲早暁の羽田空港で出発を待つ青森行きJAL1201便。
2011年1月24日、早朝の羽田空港。
ホテルは第2ターミナルにあるので、まずはターミナル間連絡バスで第1ターミナルへと移動します。早起きした頭に冷気が気持ちよく、一気に目が覚めます。
出発がこんなに朝早い飛行機に乗ることはあまりないので、早朝の羽田空港が新鮮です。(とは言え、このあと3月11日から12日にかけて大地震に遭遇して羽田空港で一夜を明かしてしまうことになるので、それに比べればこの日の「早朝」なんてカワイイもの。)RWY16R/34Lの向こうの国際線ターミナルに近い駐機場では、今まで羽田では見られなかったキャセイやエバーの翼が休んでいるのもかなり新鮮です。
ずらり国際線の翼たち。
この日は、冬のさなかではありましたが空気がそれほど澄んでいるというわけではなく、冬の朝ならくっきり見えることの多い富士山もこの日はぼんやりとしか見えなくて残念。MD-90のT字尾翼の向こう、ちょうど通りかかったANA CARGO機の向こうに、うっすらぼんやり、朝の富士山が見えてます。
うっすらぼんやり富士山が。
日が昇り始め、空が朝焼けに染まってきました。第1ターミナルのエプロンには新しい一日が始まった太陽のアークたちがずらりと並んで、まるでそのせいで朝焼けが生まれたようにも見えます。
これから乗る青森行きJAL1201便はMD-90での運航です。2月いっぱいで羽田~青森線からA300-600Rが引退し、全便がナロウボディ機での運航になろうとしています。僕もできればまもなく姿を消すA300-600Rに乗りたかったのですが、朝いちのJAL1202便は残念ながらMD-90でした。いや、MD-90だって今や稀少機種。しっかり楽しんで乗っていきましょう-。
▲さすが羽田空港国内線第1ターミナル、朝焼けの中に太陽のアークが林立してます。