春の帰省の旅日記(その19;終点上野)
▲終点上野16番線に到着した急行「能登」。トレインマークの回転が早すぎて……
2011年5月1日、終点上野。
妙にいかつい字体だな。
2号車はモハ484-1057。
以前、まだボンネット電車だった頃に「能登」に乗って上野で降り、さて行き先表示幕でも写真に撮りましょうかとふと見たら、行き先表示膜はすでにくるくると回転して真っ白になっていて、「急行能登」の文字を写真に残そうと思っていたのにがっかりしたことがありました。
この日は降りてすぐに振り向いたらまだ幕は回転しておらず、妙にいかつい字体で書かれた「急行能登」「上野」という表示をカメラに収めることができました。
そのかわり、先頭車両の前へ行ったときには、トレインマークはすでに回転しはじめていました。懐かしいものも含めていろいろなトレインマークを見ることができたのはラッキーだったけれど、肝心の「能登」のトレインマークはカメラに収められず、前夜富山駅到着時に撮った1枚が残っただけとなりました。
結局「回送」表示に。
さて、東北新幹線の指定券は大宮からになっているので、大宮まで普通列車で戻らなければなりません。6番線へ移動し、06:27発の829M高崎行きに乗ります。車内は空いていましたが、赤羽からはかなりの乗車があり、さいたま新都心から乗り込む人が多く、06:53に到着したときの大宮駅構内はもうかなりの混雑が始まっていました。なんかいつも思うんですけど、首都圏の人たちって朝が早いですよね。
大宮駅で829Mを降りた僕は新幹線乗換口へと向かいます。4月29日に全線で運行を再開してまだ3日目の「はやて」で新青森をめざします。
▲上野から高崎行き829Mに乗って大宮へ引き返します。