毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

春の帰省の旅日記(その16;安全のしおり)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000214.jpg ▲4月になってもこの「安全のしおり」に出会えるとはみなさん思わなかったでしょう。

 2011年4月30日、三たびA300-600R

 12:20発の羽田行きJAL1204便は、青森空港のRWY24から定刻に離陸しました。離陸するとすぐに雲上飛行です。

 この日の機材はレジJA-8563を付けたA300-600R。震災発生後、東北新幹線不通を受けて、2月いっぱいで青森線から引退していたA300-600Rが輸送力強化のために復活し、GW期間中も引き続き飛んでいます。JA-016Dにはもう2回乗りましたが、JA-8563の復活運航便に乗るのはこの日が初めて。古いタイプなので、機内のテレビディスプレイは薄型ではなく、ブラウン管タイプのいかついヤツです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000207.jpg 羽田まで1時間の飛行。

 機内のテレビでは、最近は音声がなくても楽しめる文字情報番組が放映されるようになったんですね。イヤホンを片付けたり再包装したりする手間をはぶくためでしょうか。

 機内サービスがどんどん寂しくなっている日本の国内線ですが、JALではまだ飲み物サービスは健在で、コーヒーも無料でいただけます。この日は半分から6割ほどの搭乗率でしょうか。土曜日の昼下がりをまったりと飛行していきます。

 シートポケットには「安全のしおり」がはさまっています。もちろんA300-600R仕様のものです。2010年10月に、自分としては乗り納めのつもりで乗ったA300-600Rに再びこうして乗ることができて、またこの「安全のしおり」にお目にかかれたのは、震災のせいとは言え、うれしいですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000202.jpg 笑顔で機内サービス。

 さて、季節が春になって南風卓越時が増えてきたので、北からのフライトは羽田空港のD滑走路RYW23へ着陸することが期待されます。もしそうならば、僕にとってのD滑走路初体験となります。

 ところが、うかつなことに、ファイナルアプローチになってから眠ってしまいました!着陸直前ってどうしていつも眠くなってしまうんでしょう!(^_^ゝ。

 確かに着陸したのはD滑走路のRWY23。ああ、初めてだからしっかり目に焼き付けようと思ってたのに、目が覚めたときにはもうタキシング中。残念。D滑走路をじっくり楽しむのは、また今度!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000217.jpg羽田空港でスポットインしたJA-8563のJAL1204便。