春の帰省の旅日記（その15；A300-600R、JA-8563）
▲三たび 2011年4月30日、古いタイプのA300-600R。
さて、春の帰省も残すところあと3日だけとなってまいりました。
この日は、再び青森空港から飛行機に乗って出発します。乗りますのは、11:25に到着した羽田からのJAL1203便の折り返しとなる12:20発の羽田行きJAL1204便です。
前日の4月29日には震災から49日目にしてようやく東北新幹線が全線での運行を再開しましたが、徐行運転により東京～新青森間が4時間以上かかることや、GWが本格的に始まり輸送需要が高いことから、JALではGW期間中も羽田～青森線1日6往復のうち3往復にA300-600Rを投入してくれました。
今日もいた、 2月いっぱいで青森線から引退したA300-600Rが震災対応で復活して以降、羽田～青森線に乗るのはこれが3回目ですが、前の2回はどちらもレジJA-016Dでした。しかし、この日JAL1204便としてスポットに入っているのは、JA-8563です。JALのA300-600Rがコクピットに「頑張ろう東北」と書かれたボードを掲げていたことは既にレポート済みですが、この日のJAL1204便にはそのボードがありません。ということは、あのボードはJA-016Dだけが掲げているのでしょうか？クルーは毎回変わるわけですから、ではいったい誰のアイディアなのでしょう？整備さん？
後ろにうっすら八甲田。 展望デッキでJAL1204便を眺めていたら、RWY24から飛行機が一機飛び立っていきました。11:50発の新千歳行きJAL2804便のようです。青森～新千歳線は全便JAIRのボンバルディアCRJ200になりました。
僕のほうも搭乗ゲートへ進みます。震災がきっかけとは言え、今回は何度もA300-600Rに乗ることができてうれしいです。機内は今までと変わらず暖色系のシートが並び、どこかほっとします。シートの並びを写真に1枚収めましたが、今回はかなり後ろのほうの席なので、2×3×2の配列になっていますね。
4月から、ドアクローズまでは機内でもデジカメで撮影できるようになったので、僕も窓から1枚(^^)。ターミナルビルの展望デッキと低い管制塔が見えます。どうも天気がすぐれませんね。さっき展望デッキにいたときも、晴れていればくっきり見える八甲田山がガスに包まれてうっすらとしか見えませんでした。これでは離陸後はすぐ雲上飛行ですね……。
客室最後部の様子。
▲ドアクローズまではデジカメが使えるようになりました！まもなく