毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

春の帰省の旅日記(その14;ハイブリッドな「しらかみ」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000134.jpg ▲新型車両の「リゾートしらかみ」ではLEDでもロゴ文字が表示されるように。

 2011年4月29日、青森駅4番線ホーム。

 青森に遊びに来てくれた同僚たちは、前日青森駅前に一泊し、明けて29日はいよいよ津軽へ桜見物に出かけます。僕は実家の用事があって同行できないので、青森駅で見送りだけです。

 同僚一行は、まず金木へ行って芦野公園の桜を楽しみ、斜陽館を訪れ、それから弘前へ回って弘前公園の桜を楽しむという行程を希望したので、まずは青森から乗換えなしで五所川原まで行ける「リゾートしらかみ」で青森を出発してもらうことにしました。

 そんなわけでやってきたのは青森駅の4番線ホーム。08:21発の8632D快速「リゾートしらかみ2号」はもう入線しています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000122.jpg 4両編成になりました。

 この日「リゾートしらかみ2号」に充当されたのは「青池」編成なんですが、ぱっと見た感じからして従来の車両とは印象が違います。どこかこう、洗練された感じ?

 それもそのはず。「青池」編成には、昨年12月の東北新幹線全線開業を機に、「リゾートあすなろ」とともに運用についたハイブリッド車HB-E300系車両が使われているのです。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターを使用するというハイブリッドシステムが用いられており、燃料消費率や排気中の窒素酸化物や駅停車時及び発車時の騒音が低減できるそうです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000127.jpg ロゴマークも洗練された?

 HB-E300系「青池」編成も、外観のデザインは基本的にはこれまでの「青池」編成と変わらず、日本海の水平線をイメージした「濃い青色」と、十二湖の神秘的な青池の「明るい青色」が基調になっています。ただ、車体のステンレスの地色をそのまま出したメタリックぽさと、そのぶんロゴマークなどが際立つという効果が洗練感を醸しているのかも。なお、ドア脇の行き先表示はLED表示ですが、LEDなのに「しらかみ」の文字はロゴマークと同じ字体が表示されるあたりは芸が細かい。

 新「青池」編成が4両編成で投入されたのを機に、「ブナ」編成と「くまげら」編成も4両化され、増えた中間車の車内には津軽三味線演奏などのためのスペースが設けられているとか。新「リゾートしらかみ」三兄弟の活躍で、一日も早く、大勢の旅行客が青森に戻ってきてくれることを願ってやみません。

 それではみなさん、いってらっしゃいヽ(^。^)丿。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819000118.jpg ▲前の「青池」編成よりかっこよくなったと思うんですけど、どう?