春の帰省の旅日記(その14;ハイブリッドな「しらかみ」)
▲新型車両の「リゾートしらかみ」ではLEDでもロゴ文字が表示されるように。
2011年4月29日、青森駅4番線ホーム。
同僚一行は、まず金木へ行って芦野公園の桜を楽しみ、斜陽館を訪れ、それから弘前へ回って弘前公園の桜を楽しむという行程を希望したので、まずは青森から乗換えなしで五所川原まで行ける「リゾートしらかみ」で青森を出発してもらうことにしました。
4両編成になりました。
それもそのはず。「青池」編成には、昨年12月の東北新幹線全線開業を機に、「リゾートあすなろ」とともに運用についたハイブリッド車HB-E300系車両が使われているのです。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターを使用するというハイブリッドシステムが用いられており、燃料消費率や排気中の窒素酸化物や駅停車時及び発車時の騒音が低減できるそうです。
ロゴマークも洗練された?
HB-E300系「青池」編成も、外観のデザインは基本的にはこれまでの「青池」編成と変わらず、日本海の水平線をイメージした「濃い青色」と、十二湖の神秘的な青池の「明るい青色」が基調になっています。ただ、車体のステンレスの地色をそのまま出したメタリックぽさと、そのぶんロゴマークなどが際立つという効果が洗練感を醸しているのかも。なお、ドア脇の行き先表示はLED表示ですが、LEDなのに「しらかみ」の文字はロゴマークと同じ字体が表示されるあたりは芸が細かい。
新「青池」編成が4両編成で投入されたのを機に、「ブナ」編成と「くまげら」編成も4両化され、増えた中間車の車内には津軽三味線演奏などのためのスペースが設けられているとか。新「リゾートしらかみ」三兄弟の活躍で、一日も早く、大勢の旅行客が青森に戻ってきてくれることを願ってやみません。
それではみなさん、いってらっしゃいヽ(^。^)丿。
▲前の「青池」編成よりかっこよくなったと思うんですけど、どう?