春の帰省の旅日記(その8;uシート)
▲721系車両で運転される快速「エアポート」。新千歳空港駅にて。
2011年4月25日、300円でuシート。
「がんばろう日本」のメッセージが入った新鶴丸機、09:15発の仙台行きJAL4721便がプッシュバックされるのを見届けて、僕のほうも搭乗開始です。
僕が乗るのは09:30発の新千歳行きJAL509便。羽田から新千歳便に乗るなんていったい何年ぶりだろう。機材はB767。JALのB767に乗るのもまた久しぶり。しかし北日本は雨模様で、離陸してしばらくすると厚い雲が見えるばかりで、せっかくの窓際の席も楽しめず、月曜日に朝ということもあって機内は混んでおり、ただぼんやりと機内で過ごして雨の中を新千歳空港にランディングしました。
新千歳に到着したJAL509便。
さてここからJRで札幌駅へ向かいます。
11:34発の快速「エアポート115号」はぎりぎりのタイミングだったので、次の11:49発3879M快速「エアポート117号」に乗ることにして、着いたばかりだというのに空港ターミナル内でおみやげをあれこれ買い込んだりなんかして。北菓楼のバウムクーヘン「妖精の森」を頼まれてきてしまったので、空港なら絶対あると思って先に購入したのでした。
快速「エアポート117号」。
それでは快速「エアポート117号」。
この日の「エアポート117号」は721系の6両編成。F-5203編成が充当されていました。シートは背もたれを前後させて向きを変える転換式クロスシート。一本前の「エアポート115号」はだいぶ混んでいたようですが、「エアポート117号」のほうは到着便とうまく合わない時間に当たったのか、発車時間が迫っても乗客が増えません。「エアポート117号」は札幌止まりの列車ですが、全体的に見ると快速「エアポート」は札幌止まりの列車と小樽や旭川などまで足を伸ばす列車とどちらが多くなっているのでしょうね。
転換クロスシートが見える。
APが付く駅はここだけ?
4号車はプラス300円の指定席料金で乗れる「uシート」。せっかくなのでこちらのほうを奮発。というか、混んで座れなくなっては困ると思って「uシート」にしたのですが、この空きようでは普通車でもよかったですね。
721系には車両の真ん中にもドアがあり、車内が2つのスペースに分かれているので、「uシート」は当初半室だけに設置されていましたが、好評だったのでその後全室に拡大されたと聞いています。楽に通勤したいという沿線住民の需要もあったでしょうし、荷物の多い空港利用客の需要も多かったのでしょう。
11:49発の快速「エアポート117号」は、千歳線を快走して、所要36分で札幌到着は12:25の予定です。
「uシート」車の車内。