春の帰省の旅日記(その1;北京から羽田へ)
▲旅のスタートはいつもと同じCA便。今回は羽田行きCA181便。
というわけで、青森の実家でもろもろの用事があったので、4月16日から5月2日まで帰省してきました。一部は日本から記事をアップしましたが、今日から改めて今回の帰省の旅レポをお届けしようと思いまする。
4月16日のスタートは、もういいかげん飽きてきたような気もしますが、いつもどおり中国国際航空(CA)のフライトで北京を出発します。08:30発の羽田行きCA181便です。この日は羽田で国内線に乗り換えて一気に青森まで帰る予定です。
CAは1日2便羽田行きを飛ばしていますが、震災の影響で1便減便しています。しかし、機材はA321(この日のレジはB-6326)なのですが、1便減便でも機内は空いてました。4月中旬のことですから、原発事故の影響がまだまだ色濃く残っていたのです。
この日はレジB-6326が充当。
乗客が少ないのでドアクローズも早く、さっさと離陸です。RWYはいつもと同じいちばん東側のRYW01から北へ向かってテイクオフ。すぐに右へ大きく旋回してまずは天津上空へと向かいます。
機内食は朝食がサーブされます。CA便の朝食は国内線だろうと国際線だろうとYクラスだろうとCクラスだろうとチャイニーズとウエスタンのチョイスがあり、ウエスタンは味のないオムレツとソーセージとハッシュドポテトだということがこれまでの経験からわかっているので、前回はお粥と点心のチャイニーズをオーダーしましたが、この日は気が変わってウエスタンをお願いしました。ウエスタンは国際線のYクラスか国内線でしか食べたことがなかったのですが、さすがCクラスでは、同じオムレツとソーセージとハッシュドポテトでも、他にコーンフレークやフルーツなども付いて、十分に楽しむことができました。
「西餐」をチョイス。
前夜1時近くまで飲んでいて、それから帰宅して洗濯して荷造りして、朝は6時に起きて自宅を出たので、眠いです。朝食後うとうとしてしまい、はっと目覚めて窓外を見遣ると、ちょうどソウル上空を飛んでいます。
この日はくっきりと澄み切った晴れ方ではなかったですが、地上の景色を楽しむには申し分のない好天で、ソウル上空からはまずはおなじみ仁川国際空港がけっこうはっきりと見えました。ま、韓国には行ったことがないので、仁川国際空港ももちろん利用したことはありませんが(^_^ゝ。
仁川空港が見えてきた。
ずいぶんはっきり見えた。
仁川国際空港を通り過ぎ、ソウル市内上空を西から東へと抜けていると、眼下にもう一つ空港が見えました。僕はこのときは「あ、これが金浦空港か」と思っていたのですが、よく見ると滑走路が2本あり、それがV字に配置されていて、それは金浦空港ではないようです。あとで調べたら、このV字滑走路はソウル空軍基地のようですね。RWY01/10とRWY02/20の2本の滑走路があるそうです。
日本でV字滑走路と言えば仙台空港ですよね。震災で甚大な被害を受け、今も臨時便が数便飛ぶだけの運用が続いています。一刻も早い完全復旧を祈らずにはいられません。
ソウル空軍基地のV字。
このあと再び爆睡モードに陥り、いつものセントレアのクロスオーバーも見ず、はっと気がつけばもう房総半島越しに富士山が見えているではありませんか。
前回帰国したのは震災の起きた3月11日。この季節ぐらいまでは北風卓越なので、西からのフライトは羽田のRWY34Lに着陸していて、せっかくD滑走路ができたのにずっとD滑走路を体験できずにいました。今回は4月も中旬だし、もしかして南風卓越で、西からのフライトはRYW22に着陸するのではないかと期待していたのですが、まさにこの日はRWY22への着陸でした!国際線国内線を問わず、RYW22を初めて体験しました!ちょっとうれしい羽田到着であります。
ふと気づけば富士山。
▲羽田空港国際線出発ロビー。震災の影響もあってか閑散としていて、しかも節電で暗いです。