「はやて516号」
▲震災ダイヤで新幹線が運行されている新青森駅。
今日27日は、用事があって青森から八戸へ来ています。
その2日前の今日、新青森駅を発車する「はやて」はわずか10本。その行き先欄に表示されるのは8本が「一ノ関」、2本が「盛岡」で、9号車のグリーン車を除き、普通車はすべて自由席です。全列車が各駅停車です。
新青森駅12番ホーム。
今日僕が乗ったのは、新青森発20:03の一ノ関行き最終の「はやて516号」です。このあとは21:48発の盛岡行き「はやて518号」の一本を残すのみです。
乗客のほとんどは4~6号車に乗り込み、他の車両はほとんど乗客がいません。新青森駅で見る「一ノ関」という行き先と「はやて」の500番台の号数は目に新鮮ですが、そこには、震災発生直後はまったく動けなかった東北新幹線が一歩また一歩と復旧していった姿を映しているようです。
1日に上下合わせて20本しか列車の発着がないため、新青森駅の13/14番線ホームは使われておらず、節電ですから電気は全部消されています。真っ暗なホームを横目に、「はやて516号」はヘッドライトを前方に投げかけて、発車準備完了です。
1日に上下合わせて20本しか列車の発着がないため、新青森駅の13/14番線ホームは使われておらず、節電ですから電気は全部消されています。真っ暗なホームを横目に、「はやて516号」はヘッドライトを前方に投げかけて、発車準備完了です。
▲発車を待つ「はやて516号」。隣は節電のため明かりの消された13/14番線ホーム。