毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ひさびさ中国東方航空

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212748.jpg ▲三亜から蘭州空港に到着したMU2420便。折り返しで北京行きMU2417便に。

 2011年3月8日、ザーサイサンド。

 3月6~8日に甘粛省へ行ってきたレポートがあと1回ぶん残ってました。

 すべての仕事を終え、甘粛省の東部、陝西省との省境に近い張家川回族自治県を正午過ぎに経ち、車をひたすら走らせること約5時間半、蘭州中川空港へ戻ってきました。ここからは18:50発の中国東方航空MU2417便で北京へ戻るだけです。

 中国東方航空に乗るのは久しぶりです。去年の秋まで上海へ行くことが多かった時期には北京~上海間の移動にたまにMUに乗ることがありましたが、上海へ行かなくなってからはそれもなくなり、上海とは関係ない場所でMUに乗るのはなおさら久しぶりです。

 18:00、海南省三亜からのMU2420便が到着しました。これが折り返しで北京行きのMU2417便になるようです。機材はA320ですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212711.jpg スポットインしたMU2420。

 蘭州周辺は午後5時半頃に空港に着いたときからかなり強い風が吹いていたので、飛ばなくなったらどうしようと心配していましたが、搭乗も予定どおり始まり、遅れずに北京へ戻れそうです。北京までの所要時間は2時間20分が見込まれており、北京到着は21:10の予定です。

 蘭州中川空港RWY36を離陸すれば窓の外はもう夕闇です。国内線ですが、それなりの機内食が配られます。11時頃に昼食を食べて以来何も食べていなかった上に、蘭州空港の中には食事ができそうなところが見当たらなかったので、機内食があるのはありがたい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212717.jpg 紙箱とホットミール。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212722.jpg 開けるとこんな感じ。

 このMU2417便では、紙箱とホットミールが配られました。国内線なので紙箱が配られるだけでも十分なところですが、ちゃんとホットミールもついてるなんてうれしいです。MUだからかな?

 ホットミールも2種類からのチョイスがあり、ちょっとうろおぼえですが、「海鮮飯」と「牛肉飯」からのチョイスだったような記憶が。僕はこんな内陸で海鮮飯もなかろうと思い牛肉飯をチョイスしました。

 箱の中身もなかなか多彩ですよ!(笑)オレンジが半分と、サラダもどきの野菜とチキンナゲットが一つ、丸いパンが一つにお約束のザーサイの真空パック、そして雷おこしもどきの米菓が一つ。うーん、スバラシイ充実ぶり。これにあつあつの牛肉飯があるんだからけっこうなボリュームです。パンはもちろんザーサイサンドにして食べました。中国の機内食の定番です!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212729.jpg なぜか雷おこし。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212734.jpg ホットミールはこちら。

 食事も済んでようやく落ち着きました。食後はコーヒーを……おっと、久しぶりに「三合一」ですか。「三合一」といういささか哲学的な呼び名のこのコーヒー、要するにコーヒーと砂糖とミルクが最初から一緒になってるインスタントコーヒーのことでして、以前は機内で出るコーヒーと言えばこれしかなかったのですが、最近はブラックコーヒーに必要に応じて砂糖とミルクを付けてくれるのがかなり普及し、「三合一」に出会う確率は低くなっていました。僕はコーヒー好きでしかもブラック派ですから、「三合一」に出くわすとがっかりするんですが、ま、たまにはいいでしょう。

 MU2417便は順調に飛行を続け、定刻よりだいぶ早く、20:45頃北京空港に着陸しました。2泊3日の短い出張でしたが、昨年に続いて今年も甘粛省の辺鄙な山村の様子を見ることができて有意義でした。今回はその山村の様子はご紹介できませんでしたが、僕は甘粛省、好きですね。今度は仕事抜きで訪れたいものです。

【2011年5月17日の追記】
 また甘粛省へ行く計画があってフライトなどを調べていたら、この記事で僕が乗ったMU2417便は、時刻表には嘉峪関→蘭州→北京というフライトで出ていました。時刻も18:50蘭州発でまったく同じです。ということは、僕が3月に乗ったMU2417便も嘉峪関から飛んできたのでしょうか。三亜からのMU2420便の折り返しだと思ったのは勘違い?
 いや、でもこのフライトの到着前にクルーが搭乗口に集まってきていたので、クルーは蘭州で交代になったはずなんです。嘉峪関発蘭州経由北京行きという直行便なら蘭州でクルーが交代するということはないと思うし、やっぱり蘭州が終点のフライトの折り返し便だったんじゃないかという気もします。
 今となっては確認のしようがありませんが、この記事の記述はそういうわけで誤りが含まれているかもしれません。あしからずご了承くださいませ。


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212738.jpg コーヒは「三合一」で。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818212744.jpg ▲北京に到着したMU2417便。久しぶりのMUのA320でした。