毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2011年お正月はニッポンで(その36;八幡浜駅)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145837.jpg八幡浜駅の改札口。

 2010年12月28日、大漁旗

 夜の八幡浜駅で、20:47発の1076D特急「宇和海26号」を待ちます。もともと八幡浜港宇和島運輸フェリーで20:45に到着する日程を組んでいたので、それに接続する21:48発の1078D特急「宇和海28号」の指定券を確保していたのですが、一便早いフェリー乗れて「宇和海26号」に接続できるようになったので、八幡浜駅の窓口で指定券を変更してもらいました。

 八幡浜は豊後水道や伊予灘を控える良港を持つ漁師の町だけあって、駅にも大漁旗が何枚も飾られています。なかなか壮観ですが、夜の静まりかえった時間帯に見ると少し寒々しい感じもします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145842.jpg 駅舎の天井に大漁旗

 列車の到着する時間が近づき、改札が始まりました。「宇和海26号」は1番線からなので改札を抜ければすぐのホームで、跨線橋を渡る必要はありません。改札を抜けた人は数人で、このぶんなら、年末なので念のため指定席をとっておいたものの、座れない心配は要らなかったようです。

 駅構内にはJR四国カラーの気動車がずらりと並んでいて、松山方と宇和島方の間にあって、内子方面と伊予長浜方面とのジャンクションでもある拠点駅という趣です。まだ車内に明かりが点いている気動車が1両見えましたが、20:12に到着した松山からの929Dでしょうか。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145847.jpg 八幡浜駅構内。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145851.jpg ステンレスはキハ54?

 「宇和海26号」の車内は予想どおりガラガラで、指定席には先客なし。振り子をぶいぶい言わせ、ほぼ常時力行、120km/hで疾駆する内子線区間は2000系気動車の真骨頂と言えます。
 
 伊予大洲、内子、伊予市と停車し、終点松山には21:32に到着です。この日の宿は道後温泉地区にあるホテルで、まだ路面電車のある時間に間に合って着けたので、路面電車道後温泉へと向かいます。

 チェックインしてすぐに外出し、近くのコンビニでちょっと買い出し。この日は昼は特に食べず、晩はフェリーの中で軽食を食べただけだったので、せめて寝る前に何かお酒でもと思ったのですが、さすが松山、コンビニにも地ビール類がしっかり並んでいます。

 今回手に入れたのは、何年か前にも一度飲んだことのある「道後BEER」をまず2種類。アルトタイプの「マドンナビール」とケルシュタイプの「坊ちゃんビール」。そして今回初調達したのは、「道後BEER」を醸造している水口酒造が2009年8月に発売した、松山産ブルーベリーを使用した「松山青空・フィズ」。珍しい青の色合いは一筋の雲がたなびく「坂の上の青い空」をイメージしたものだそうです。なかなかさわやかな一品でした。これらを飲んで、長旅おつかれさまでした、おやすみなさい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145904.jpg 松山青空・フィズ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145900.jpg道後温泉商店街の中のコンビニだからなのか地酒類が豊富でした。うれしい。