バンコクをあとにして。
▲Cコンコースに突如現れたパゴダ?
2011年2月13日、北京行きTG614便。
しかし、コンコースに入るともはや免税店などのショップやレストランはなくなり、ただ長い通路が続いているという感じです。僕が乗る10:10発北京行きTG614便はCコンコースのいちばん奥、C9番ゲートなので、この長い通路を奥へ奥へと歩いて行かねばなりません。
コンコースは二層になっていて、ゲートや待合室は上層の通路からスロープを下っていった下層にありますが、下層へ下りるためのスロープのドアは出発1時間前にならないと開かないので、みんなそれを知ってか、上層の通路にはまだ誰もいません。ていうか、チェックインのときも誰もおしえてくれなかったけどな。
C9ゲートにたどり着いた。
下層に下りて搭乗待ち。
出発1時間前になって上層の通路から下層の搭乗待合室へ下りられるようになると、下層へ下ったところで搭乗券をもぎ取られます。ゲートの構造といい搭乗のしかたといい、なんだか不思議な造りです。
C9ゲートでは、TGのB747-400ジャンボジェットが出発を待っています。ジャンボジェットの退役が進む中、貴重な機会です。しかもこの日も満席っぽいです。2時間前に空港に到着してチェックインしたのに、窓際も通路際も取れず、3列席の真ん中になっちゃったんですから!
TG614便はB747-400。
出発時間が近づいてようやく搭乗が始まり、50番シートより後ろの僕はお先に搭乗させていただきます。窓からはB747-400の主翼の先のウイングレットと、その先にはエアバス系のウイングチップがついたTGの飛行機が停まっています。あの機材はなんでしょうか。
もうすぐ出発。
さて、北京行きTG614便は満員の乗客を乗せて無事にバンコクを離陸しました。北京までは約5時間半のフライトです。
離陸してしばらくするとドリンクサービスです。僕の座った54番のあたりがサービスがいちばん最後になる席らしく、かなり待ってからようやくドリンクのワゴンがやってきました。
さすがTGだなと思うのは、エコノミークラスでもアルコール類はフルボトルの瓶から惜しげもなくグラスにどぼどぼと注いでくれてしかもおかわり自由なこと。ワゴンの上には赤ワイン、白ワイン、ブランデー、ジン、スコッチ・ウイスキー(Dewar's)のフルボトルが置かれ、ビールもSINGHAとハイネケンから選び放題。うれしいなあ。僕は珍しくDewar'sをどぼどぼともらってみました(^^)。
まずはウイスキーから。
スコッチをちびりちびりとやっているうちにランチが配られました。日本の航空会社は国際線でもどんどん経費削減を進めて、ワインのボトルもプラスチックになっている今日この頃ですが、TGはまだまだがんばってます。エコノミークラスでも食器類はしっかり陶器です。やっぱりこっちのほうがうれしいなあ。
ランチはチキンのタイカレーをメインディッシュにサラダが添えられ、デザートはチョコレートケーキ。パンはもちろん温めたものがサーブされ、おかわり自由です。食中酒には白ワインをチョイスしました。さすが北京行きだけあって、クルーの中には中国語を話す人もいて、タイ語、英語、中国語でドリンクやパンのおかわりを尋ねながら熱心なサービスが続きました。はっきり言ってしまおう、CA(中国国際航空)じゃなくてよかった!(^^) 以上、今回のタイ紀行はこれでおしまい!
▲TG614便で供された機内食(ランチ)。食器が陶器なのがうれしいです。