バンコク・スワンナプーム国際空港
2011年2月13日、タイ最終日。
3泊4日のタイ出張もあっという間に最終日。夏の陽気のバンコクにおさらばして氷点下の北京へ戻らなければなりません。
スクンビットのホテルを朝7時半にタクシーで出発し、バンコク中心部から東へ32kmにあるスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)へとハイウェイを走ります。幸い日曜日だったので渋滞もなくスムースに走ることができました。
空港出発ロビー。
これだけ昼夜問わず多くの航空機が離発着しているアジアのハブ空港の一つなのに、ターミナルビルは小さく、しかもターミナルが一つしかないというのは意外です。10日の夜に着いたときも到着ロビーはけっこう狭かったような印象でした。セキュリティを抜けて搭乗ゲートの側へ入ってしまうとかなり広いのですが、出発・到着ターミナルビルはそれほど大きくないような。
H、JカウンターはTG専用。
出発ロビーのHとJのカウンターはタイ国際航空(TG)のエコノミークラスの専用カウンター。TGの全ての便のチェックインを受け付けるので、長蛇の列がうねうねと連なっています。
出発ロビーの一角には、これはなんなんでしょうね、日本で言えば仁王様のようなものでしょうか、いかにもタイちっくな像がすっくと立っています。
出発ロビーの一角には、これはなんなんでしょうね、日本で言えば仁王様のようなものでしょうか、いかにもタイちっくな像がすっくと立っています。
セキュリティチェックと出国審査を抜けて搭乗待合室などのある制限エリアに入るとそこにもタイちっくな像がしつらえてあります。これは大蛇を鬼と人間が引き合っている図でしょうか。どんな故事が込められているのでしょう。
出国審査後に現れる像。
大蛇を引く鬼の図か。
出国審査を抜けた先は、さすがアジアのハブ空港の名にふさわしい広大さ。AからGまでのコンコースが四方八方へと伸び、その中心部には免税店をはじめとする数々のショップがずらりと軒を並べて、買えないものはない、できないことはないと思えるほどの充実ぶりを見せています。普段は免税店には用のない僕でさえ、今回は成田や北京の免税店にはおいていないものを見つけたので、つい買ってしまいました。
10:10発北京行きTG614便は、TGやスタアラ各社便が発着するCコンコースのC9番ゲートから出発するので、Cコンコースへと歩を進めると、目の前にどかーんと未来の宇宙ステーションのドームのような壮大なコンコースが一直線にのびている様子が広がり、ちょっとびっくりしてしまいます。C9番ゲートはこのCコンコースの先端部なので、途中のゲートに停まっている飛行機を眺めながら先へ先へと歩いて行きます。旧マーキングのTGもまだ残っていたんですね!
旧塗装のTGもまだいました。
▲目の前にどーんと広がったCコンコース。壮大である。