毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

タイランド湾を眺めながらのタイ・ランチ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193136.jpgタイランド湾に面したレストランは開放感たっぷり。

 2月10日の夜にバンコク入りした僕は、翌11日はホテルを朝7時過ぎに出て、タイランド湾の海岸をなぞるように南下すること約2時間半、「東洋のハワイ」と称されるらしいパタヤのあるチョンブリ県の最南端、ハタヤオ海岸のあたりまで行ってとりあえず仕事をします。

 昼はその近くの海岸沿いにあるレストランでランチをしました。

 このレストランが実にタイらしいと言いますか、バナナの葉かヤシの葉か何かの葉で葺いた屋根に、壁はなく柱だけのなんとも風通しのよい南国フレーバーのレストラン。なんだかわからないけれど南国っぽい木や鉢植えの植物がそれを取り囲んで、中に入ってテーブルに就くと日陰を海風が吹き抜けて爽やかそのもの。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193131.jpg この木、なんの木?

 テーブルのほとんどは屋根のかかっている下にありますが、そこから海に張り出した屋根のない部分にもいくつかテーブルが置いてあり、こちらは完全なオープンカフェ。すぐ前にタイランド湾の海が広がり、天気がよいのもあいまって、気持ちいいことこの上なし。がちがちに凍り付いてばりばりに乾燥した荒涼とした北京を忘れさせてくれます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193126.jpg 北京にはない海が広がる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193142.jpg オープンテラスもアリマス。

 タイ語ぺらぺらの同行者が注文してくれたのは、生野菜と魚の揚げ物とトムヤムクンと野菜炒め。野菜炒めだけ写真がないですね。

 言わずとしれたタイ・フードの王様(と思ってるのは日本人だけかしら……)トムヤムクン、このレストランではトマトも入っていて風味が増している、とバンコクに住んでいる同行者が言ってました。タイでトムヤムクンを食べる。うーん、うれしい。


 生野菜はキャベツ、ニンジン、ベビーコーン、キュウリ、そしておもしろいのがショウガ。皮を剥いた生のショウガを食べやすい大きさに切っただけのもの。皿の真ん中のお碗に入ったピリ辛ソースが実においしい。ピリ辛ですが中には小さなアオトウガラシが入っていて、これを噛むと超激辛に早変わり。このソースと生のショウガが妙にマッチして、生のショウガがやみつきになりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193152.jpg 手前の生ショウガがウマイ。 
 
 そして魚の揚げ物。干物のように開いた魚をそのまま丸揚げにしたあとナンプラー(魚醤)をたっぷりとかけてあります。この身をほぐして、写真の奥のほうにあるお碗に入ったトウガラシとタマネギを刻んだものを載せて食べます。この魚はスズキの一種らしいですが、サバにも似た食感の身が引き締まった魚で、ほじくってはナンプラーに浸し、トウガラシとタマネギの辛みとともに食べると、脂っこさも感じずにおいしく食べられました。中華もウマイが、タイもウマイなあ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193147.jpg シンプルだがおいしい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818193156.jpg ▲揚げてからたっぷりナンプラーがかけてあり、唐辛子とタマネギのみじんぎりを載せて食らう。