突然ですがバンコク来てます。
▲雪景色の北京首都空港で出発を待つタイ国際航空TG615便。
突然ですが、先ほどバンコクに着きました。
今朝起きてカーテンを開けたら、外は真っ白な雪景色。北京にもついに雪が降りました。降水降雪はなんと108日ぶり。北京は三ヶ月以上にわたって何も降らない干ばつ状態になっていましたが、昨夜未明から今朝にかけてようやく雪が降り、2cmぐらいは積もったでしょうか。過去60年間でもっとも遅い初雪だそうです。中国では今冬、北部を中心に記録的な干ばつになっていて、これぐらいの雪では農作業の水不足を補う足しにはならないとのことですが、この冬初めて見る北京の雪景色はちょっときれいでした。
しかしそのおかげで、雪に弱い北京首都空港は朝から混乱し、午後3時過ぎに行ったときも国内線を中心にダイヤの乱れが続いていて、僕が乗りたい17:05発のTG615便もどうなることかと心配になりましたが、バンコクからのTG614便はほぼ定刻に北京に到着し、折り返しのTG615便も定刻どおり出発することができました。
TGの隣にはJLの尾翼が。
TG615便のゲートはE18番。隣のE19番ゲートにはJALのB767がプッシュバックを待っていました。羽田行きのJL024便です。今や北京からのJALは関西行きが運休になったので成田行きが2便と羽田行きが1便出ているだけ。しかも成田便はB737-800に小型化されてしまったので、JALのワイドボディ機が北京で見られるのはこの羽田便だけとなってしまいました。ちょっと寂しいですね。
プッシュバック待ちのJL024便。
さて、TG615便の機材はB747-400。このマーキングになってからTGに乗るのはこれが初めてです。というか、タイに行くこと自体が8年ぶりぐらいでしょうか。
春節(旧正月)休暇がまだ続いているのか、ジャンボの機内はほぼ満席。それでも定刻より早い17:04頃にはプッシュバックを開始し、3本ある滑走路のうち真ん中のRWY36Rから離陸し、順調に南下を始めました。TGに乗るのはおそらく15年ぶりぐらいではないかと思うのですが、ジャンボがほぼ満席という混雑にも拘わらず、客室乗務員さんたちはみんな笑顔でサービスをしてくれてうれしい限り。ドリンクも、Yクラスでもワイン、ウイスキー、ブランデー、ジンなどもフルボトルからのサーブなので遠慮なくいただくことができてありがたい。ビールはもちろんタイの誇るSINGHAビールが楽しめます。
こうして北京から飛ぶことちょうど5時間、現地時間の21時ちょうどに、TG615便はバンコク・スワンナプーム国際空港に無事ランディング。沖停めでバスに乗ってターミナルへ移動したので、タラップへ出た瞬間、もわっとした湿度の高い重い空気に包まれて、それがまた北京にはない開放感を感じさせて、なんだかほっとする気持ちになりました。ちょうど日本からのANAも着いたばかりらしく、入国審査場には大勢の日本人が並んでいました。日本は三連休なのでそれを利用しての旅行客が多いのでしょうね。
そんなわけで、今はバンコク市内のホテルの部屋でCHANGビール・クラシックを飲みながらこの記事を書いてます。CHANGビールはタイの新しいビールですが今やタイで売り上げナンバーワンなんだそうですよ!