大晦日のやかましい夜。
▲消防法なんて概念ゼロで高層住宅の狭間ではじける打ち上げ花火(^^)。
2011年2月3日、春節初一。
中国では今日、旧正月の元日を迎えました。
僕も昨夜は自宅で酒を飲みながら、いわば日本の紅白歌合戦に相当する中央テレビ局の国民的娯楽番組「春節聯歓晩会」を見て、今や中国を代表すると言ってもよいお笑い芸人趙本山と小瀋陽の出番が終わったら爆竹の様子でも見に外に出てみようと思っていたのですが、紅白と同じで大物はなかなか出てこないので、趙本山たちは11時過ぎにようやく登場したんだけど、どうもおもしろくなく、かなり聞き取れなかったので途中で見るのを止め、11時半になったところで外出しました。
自宅の前の通りを端から端まで一往復しただけですが、周囲のいたるところから花火が上がり、爆竹のはじける音ががんがん響いてきます。午後にのぞきに言った爆竹屋のテントには今も人が集まって、爆竹や花火を買ってはその場でどんどん火を付けていってます。通りをざっと見渡しても、路上で爆竹を鳴らす人、遠くで花火を上げる人などがたくさんいて、通りは煙が立ちこめた感じになっています。
中央下あたりが爆竹屋さん。
爆竹、花火、爆竹、花火……
みんな、爆竹も花火も普通の路上でやるので、通りかかる車はたまったものじゃありません。どの車も、巧みに爆竹の弾けるのを避け、花火の筒から吹き出す火花を避けて走り抜けていきます。
日本だったら消防法なんかの関係でゼッタイ許されないと思うんですが、中国ではまったくおかまいなし。至近距離で花火が上がり、頭の真上で色とりどりの火花がぱぁっと開きます。一見、花火大会で見かける花火師が上げる立派な打ち上げ花火にも見えますが、これらはすべて、街角にテントを張って営業している花火爆竹屋さんから個人が買って個人で火を付けて打ち上げている花火。ああ、またばちばちという音を立てて、頭のすぐ上で火花が開いたよ。
日本だったら消防法なんかの関係でゼッタイ許されないと思うんですが、中国ではまったくおかまいなし。至近距離で花火が上がり、頭の真上で色とりどりの火花がぱぁっと開きます。一見、花火大会で見かける花火師が上げる立派な打ち上げ花火にも見えますが、これらはすべて、街角にテントを張って営業している花火爆竹屋さんから個人が買って個人で火を付けて打ち上げている花火。ああ、またばちばちという音を立てて、頭のすぐ上で火花が開いたよ。
頭上で花火が炸裂するよ。
歩いているすぐ近くで爆竹の束を広げている人を発見。広げ終わって長く伸びた爆竹ラインの端っこに火を付けると、ばぢばぢばぢばぢという爆音とともに爆竹が弾け始めます。近くにいると鼓膜が破れそう。もっと近寄って見てみたいけれど、いつ爆竹が弾け飛んでくるかわからないので迂闊に近寄れない。花火の筒も、うっかり倒れてこっちに向かって火玉が飛んでくるかもしれないと思うと、危険で危険で、なかなか前へ向かって歩いていけません!
爆竹、鳴ってます。
音をお届けできないのが残念。
花火と爆竹をやりまくったあとの路上には赤い包装紙などの残骸が道路いっぱいに散らかっております。この残骸もまた中国の春節の風物詩。下の写真はまだかわいいもんです。
昼間に爆竹屋さんで売っているのを見かけた、大箱の豪華打ち上げ花火の残骸も置き去りにされています。大箱の中には6×12で72本の筒がカラになって収まっています。72連発の花火だったんですね。こんな花火を路上でがんがんやっちゃうなんて、いいなあ~中国。しかし一人ではなかなか花火や爆竹はやりずらい。来年の春節にはぜひイヤというほど花火と爆竹を楽しみたいので、誰か北京に遊びに来てください。お待ちしてますっ!
昼間に爆竹屋さんで売っているのを見かけた、大箱の豪華打ち上げ花火の残骸も置き去りにされています。大箱の中には6×12で72本の筒がカラになって収まっています。72連発の花火だったんですね。こんな花火を路上でがんがんやっちゃうなんて、いいなあ~中国。しかし一人ではなかなか花火や爆竹はやりずらい。来年の春節にはぜひイヤというほど花火と爆竹を楽しみたいので、誰か北京に遊びに来てください。お待ちしてますっ!
花火と爆竹の残骸たち。
▲72連発打ち上げ花火の残骸。これ、けっこう高かったと思いますよ。