2011年お正月はニッポンで（その12；ホームへ上がる）

▲新青森駅新幹線改札口。多くの人が行き交ってました。

　2010年12月25日、外は雪。

　新青森駅1階の「あおもり旬味館」をひととおり眺め終わって、いよいよ新幹線ホームへと向かいます。

　「あおもり旬味館」を貫く東西連絡通路の東側に、2階へ上がる階段とエスカレーターがあります。2階へ上りきると正面のガラス張りの中にみどりの窓口や待合室が入っています。その少し左側は南口に通じる通路、さらにその左は観光情報センターと東口へおりる階段・エスカレーターがあり、東口への下り口の窓からは在来線新青森駅のホームが見えています。新幹線開業に合わせて1面1線から1面2線に拡張したホームも、この日は吹雪の中にかすみがちでした。

在来線のホームを望む。

　さて、「新幹線入口」と記された案内板の下を通って改札を通り、新幹線コンコースに入ります。改札口を抜けてコンコースの右側が待合室、正面突き当たりが土産物も扱う比較的大きな売店、右側に駅弁の売店と洗面所があり、ホームは階段・エスカレーターを上ってさらに上の階になっています。ホームは東側に11・12番線ホーム、西側に13・14番ホームの2面4線です。僕が乗る11:42発の「はやて24号」は11番線からなので、そちらのホームへ上がります。

新幹線コンコース。

　2面4線のホームは、はっきり言って寒い。ガラス張りになっているホームの壁からは東口駅前広場が見えますが、真っ白です。駅前広場の一部は駐車場になっています。タクシーの姿も路線バスの姿も見えず、大型観光バスが雪原の中に何台か停まっているだけです。週末の観光ツアーが「はやて」に乗ってやってくるのを待っているのでしょうか。それとも新幹線利用と関係なく「あおもり旬味館」お買い物！というだけのツアーもあるのかもしれません。

▲新青森駅新幹線ホームから窓越しに見下ろすと真っ白の東口駅前広場が見えた。