2011年お正月はニッポンで(その5;新国際線ターミナル)
2010年12月23日、羽田到着。
さてさて、北京発羽田行きCA181便は、いよいよ着陸へのファイナルアプローチ。僕にとっては、D滑走路供用後初の羽田アプローチです。しかし、冬の北風の季節なので、大島方面からのフライトはRWY34Lへの着陸となりD滑走路とは関係なく、着陸に目新しさはありませんでした。
ただ、RWY34Lに降りると左には新しい国際線ターミナルがあるわけで、これは新鮮な風景。ゲートに向かう機窓からRWY34L越しに見える国内線第1ターミナルの全景も目に新鮮に映ります。
国内線第1ターミナル。
新しい国際線ターミナル、何がいいって、動線がコンパクトでスムースなこと。飛行機を降りてブリッジを伝ってターミナルビルに入るとすぐに入国審査場があり、それを抜けるとすぐに託送荷物のターンテーブルで、税関を通るともう到着ロビー。新しいし、適度に広いし、でも動線はコンパクトだし、実に気持ちがいいです。ただ、税関を抜けて乗客が到着ロビーに出てくるところに到着便の案内がないので、出迎えに来た人にはちょっと不便かも。
写真正面から到着客が出てくる。
到着ロビーに出ると、バス乗車券・鉄道乗車券・ホテル案内のカウンターがあったり、モノレール駅へ向かう渡り廊下がのびていたり、国内線乗り継ぎカウンターがあったり、それぞれコンパクトに機能的に配置されています。休日ということもあってか混雑してますねえ。
リムジンバスのカウンター。
僕は時間の余裕があるので、ちょっと3階の出発ロビーも見学してみましょう。
出発ロビーは、成田や関空、セントレア等と同様、広いフロアにいくつかチェックインカウンターの並ぶ島があり、基本的に壁はガラス張りなので、昼間は人口の証明は抑えて、自然光でやわらかで穏やかな雰囲気を出しているような気がしました。昼間は中国・韓国便がほとんどなので、島によってはほとんど人のいないところもあり、この出発ロビーは昼間と夜間では別々の顔を見せてくれそうです。
出発ロビー。
出発ロビー。
出発ロビーの奥側中央が出国審査場への入口になっています。「出発 Departure」とは大きめに出ていますが、成田や関空のような巨大なフライト案内スクリーンはないので、出発気分はあまり盛り上がらないかも。テレビのディスプレイ程度の大きさの案内画面に出発便が表示されているだけです。この画面に並ぶフライトを見てみると、深夜帯の出発便が非常に多いのがなんと言っても特徴でしょう。僕は中国便しか使うことがなさそうなので、もっぱら昼にばかりここへ来そうですが、そのうち深夜便に乗って欧米へと飛んで行ってみたいですね。
ここから出国審査場へ。
▲出国審査場入口手前にあるフライト案内画面。深夜帯の出発便が多いのが特徴。