かつてあなたは「かもしか」だった。
2011年1月2日、485系健在。
みなさん、お正月は楽しくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
その途中、我が母校千刈小学校の脇を歩いていたら、踏切が鳴り始めて遮断機が下りたので、何が来るのかなあと思っていたら、やってきたのは特急「かもしか」!
いやいや、「かもしか」は12月3日にラストランを終えて姿を消したわけですから、「かもしか」のはずはありません。トレインマークは「つがる」です。12月4日以降の新ダイヤ発表後、追加される形で、青森~大館間に臨時の「つがる」が2月いっぱいまで運行されることが発表されましたが、やってきたのは青森14:48発の8054M特急「つがる54号」です。「かもしか」カラーの485系が充当されているのですね。「かもしか」として走るのはやめても、まだこうして活躍してくれていてうれしい限りです。
翌2日は、青森駅前周辺へ買い物にでかけました。僕の実家は青森駅の西口に近いので、西口近くの自由通路を通って表口方面へ出るという感じですが、昨日は入場券を買って駅の跨線橋を通って行ってみました。西口の小さくてかわいらしい駅舎にも小さく青い森鉄道のマークが掲げられていました。
青い森鉄道のマークあり。
しばらく駅構内をうろうろしていると、3番線に到着したのは15:53着の2043M特急「つがる3号」。折り返し16:10発の2048M特急「つがる8号」になります。こちらの定期「つがる」は、「白鳥」から活躍の場を移した485系3000番台イエローフェイスが充てられています。編成は「白鳥」時代の6両から4両に減り、自由席は2両、指定席は1両半、そしてグリーン車が半室という中身になりました。
「つがる3号」は新青森駅で数分差で「はやて32号」に接続することができず、「つがる8号」は「はやて79号」の運行日なら7分でこれを受けることができますが、定期列車では「はやて25号」も「はやて27号」も受けることができず、新幹線とはまったく関係なく青森~秋田間の地方輸送を坦々と担っているだけで、なんとも残念なダイヤとなっています。もう少し考えてダイヤを組めばいいのに。
青森到着の「つがる3号」。