毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

かつてあなたは「かもしか」だった。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234904.jpg青森駅を出発し奥羽本線津軽線の大カーブをやってきた「つがる54号」。

 2011年1月2日、485系健在。

 みなさん、お正月は楽しくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 元日に初乗りを青い森鉄道で済ませた僕は、青森駅西口から奥羽本線津軽線の線路沿いに自宅へと徒歩で帰りました。

 その途中、我が母校千刈小学校の脇を歩いていたら、踏切が鳴り始めて遮断機が下りたので、何が来るのかなあと思っていたら、やってきたのは特急「かもしか」!

 いやいや、「かもしか」は12月3日にラストランを終えて姿を消したわけですから、「かもしか」のはずはありません。トレインマークは「つがる」です。12月4日以降の新ダイヤ発表後、追加される形で、青森~大館間に臨時の「つがる」が2月いっぱいまで運行されることが発表されましたが、やってきたのは青森14:48発の8054M特急「つがる54号」です。「かもしか」カラーの485系が充当されているのですね。「かもしか」として走るのはやめても、まだこうして活躍してくれていてうれしい限りです。

 翌2日は、青森駅前周辺へ買い物にでかけました。僕の実家は青森駅の西口に近いので、西口近くの自由通路を通って表口方面へ出るという感じですが、昨日は入場券を買って駅の跨線橋を通って行ってみました。西口の小さくてかわいらしい駅舎にも小さく青い森鉄道のマークが掲げられていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234909.jpg 青い森鉄道のマークあり。

 しばらく駅構内をうろうろしていると、3番線に到着したのは15:53着の2043M特急「つがる3号」。折り返し16:10発の2048M特急「つがる8号」になります。こちらの定期「つがる」は、「白鳥」から活躍の場を移した485系3000番台イエローフェイスが充てられています。編成は「白鳥」時代の6両から4両に減り、自由席は2両、指定席は1両半、そしてグリーン車が半室という中身になりました。

 「つがる3号」は新青森駅で数分差で「はやて32号」に接続することができず、「つがる8号」は「はやて79号」の運行日なら7分でこれを受けることができますが、定期列車では「はやて25号」も「はやて27号」も受けることができず、新幹線とはまったく関係なく青森~秋田間の地方輸送を坦々と担っているだけで、なんとも残念なダイヤとなっています。もう少し考えてダイヤを組めばいいのに。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234914.jpg 青森到着の「つがる3号」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234919.jpg ▲「つがる3号」は折り返し「つがる8号」に。485系3000番台イエローフェイスも健在。