毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2011年初乗りは青い森鉄道

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234843.jpg ▲すっかり変わってしまった青森駅駅名標

 2011年1月1日、初乗り。

 みなさま、新年明けましておめでとうございます。大晦日来全国的に大荒れの天候が続いていて、九州や山陰山陽四国では記録的な大雪になっているようですが、なぜか青森市内はたいへん穏やかな天候になっており、静かで暖かい年越しとなりました。

 さて、今日元日は、初詣に行ったついでに鉄道の初乗りをしてまいりました。今回の帰省の旅レポは北京に戻ってからゆっくり書くこととして、今日は初乗りレポをちょこっとだけ書きたいと思います。

 12月4日に東北新幹線が全線開業して以降、青森駅のホームへ下りるのは今日が初めてです。目指すは2番線。跨線橋の上から2両編成の列車が停まっているのが見えます。13:30発の八戸行き普通列車572Mです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234832.jpg 青森駅2番線に572M。

 階段を下って1/2番線ホームに出ると、まず駅名標が目を引きます。前回見たときは文字以外は緑色一色だったのが、今や青い森鉄道のコーポ-レートカラーである水色が大半を占め、緑色は新青森へ向かうほんの短い矢印だけです。駅名標には更に、青い森鉄道ロゴマークまで入っちゃってます。

 2番線に停まっている車両も、紫色の帯を巻いたステンレス車体は一見いつもの701系。しかし、よく見ると先頭の顔の部分の中央には青い森鉄道のイメージキャラクター「モーリー」が描かれていますし、行き先表示幕の反対側には「青い森鉄道」の文字がしっかり入っています。おまけに、乗降用ドア脇には更に大きなモーリーのステッカーも貼ってあるではありませんか。青森駅青い森鉄道の発着駅に変わったことを雄弁に物語っています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234836.jpg 一見普通の701系なのに。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234848.jpg モーリーが目立ってます。

 時刻表を見てみたところ、この572Mに乗って行くと浅虫温泉着が13:49で、すぐに13:54発の八戸からの普通列車571Mに乗れば青森には14:16に戻ってくることができます。それならばと浅虫温泉までの切符を買って572Mに乗りました。青い森鉄道の自動券売機で買った切符には発着駅の両方がフルネームで記してあります。しかしながら、青森~浅虫温泉17.2kmの運賃はJR時代の320円から440円に値上がってしまいました。沿線住民の負担は重くなったわけで、新幹線全線開業による負の効果です。

 元日の昼過ぎという時間帯からか、572Mの車内は立ち客がほとんどいないという程度の空き具合。電車の加速性能を活かして列車は旧東北本線を疾駆し、19分で浅虫温泉到着です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234852.jpg 発着駅名が入った切符。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234857.jpg青い森鉄道の駅となった浅虫温泉駅を走り去る八戸行きの572M。