青森を拠点にのんびり秋休み(その43;「あけぼの」に乗る)
▲赤ガマEF81-137、青森から長岡まで先頭に立つ。
2010年10月12日、青森駅1番線。
比較的長めの青森での秋休みも終わり、東京経由北京へ戻る日がやってきてしまいました。
夕方早めの夕食を母に出してもらって食べ、それから青森駅へやってきました。10月になると急速に日が短くなり、午後5時半でもだいぶ暮れた感じがします。
暗くなったホーム、3番線に停まっているのは東北本線色の701系。18:15発の八戸行き普通列車580Mでしょうか。行き先表示幕はまだ「青森」になっていますが、これは17:40に浅虫温泉から到着した2595Mの折り返しだからだと思われます。
八戸行きの580Mかな。
僕は1・2番線ホームに立っております。すでにライトアップされた青森ベイブリッジが浮き上がっていますが、いつもはこの角度から多少は見えていたメモリアルシップ「八甲田丸」が見えません。手前に覆いがかかった建築現場ができているのがその原因のようです。これは、この約2ヶ月後に控えた東北新幹線八戸以北開業に合わせて建設中の「工房」&「市場」の複合施設「A-FACTORY」であると思われます。今はもうオープンしていることと思います。しかし、新青森駅が開業し、開業景気が一段落すると、韓国客の動きはおそらく新青森駅を中心としたものに落ち着き、現青森駅周辺の集客力は更に弱まることが懸念されるので、このような新しい施設が今後盛り上がっていくのかどうか、僕個人はいささか懐疑的です。青森市民全体で支えていかなければならないと思います。
おなじみ青森ベイブリッジ。
さて、18:08発の2022レ寝台特急「あけぼの」が1番線に入線しました。ブルトレ、何回見ても何回乗ってもいいものです。この日の牽引機はEF81-137。最近は機関車も連結した状態で入線してきますから、入線後すぐに出発のスタンバイはOKです。
最後に残った上野行き。
12月4日のダイヤ改正で青森の発車時刻は少し遅くなって18:25になりましたが、ダイヤ改正前は18:46発の「白鳥32号」に乗ればその日のうちに東京に着けたのが、新青森開業で19:33発の「はやて42号」に乗ればその日のうちに着けるようになりました。この結果、その日のうちに東京へ到達するには、弘前には18:40発の普通列車675Mまでいられるようになりました。ますます「あけぼの」の敵が増えてしまったようです。
12月4日のダイヤ改正で青森の発車時刻は少し遅くなって18:25になりましたが、ダイヤ改正前は18:46発の「白鳥32号」に乗ればその日のうちに東京に着けたのが、新青森開業で19:33発の「はやて42号」に乗ればその日のうちに着けるようになりました。この結果、その日のうちに東京へ到達するには、弘前には18:40発の普通列車675Mまでいられるようになりました。ますます「あけぼの」の敵が増えてしまったようです。
EF81の所属プレート。
▲この日青森から長岡までの牽引を担当するのはEF81-137。発車準備OKです。