毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その42;函館から青森へ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234304.jpg ▲来たときと同じように美しい姿を見せる函館山

 2010年10月11日、満席。

 THEフトッチョバーガーを完食したあとは何もする気がなくなってしまいましたので、腹ごなしを兼ねてだらだらとレンガ倉庫群を歩きます。このあたりは完全に観光地化されてはいますが、僕はけっこう気に入ってます。時々建物の中に入っては店をひやかして歩きます。前回このあたりを歩いたのは2005年12月のことで、恒例イベント「はこだてクリスマスファンタジー」が始まってベイエリアにクリスマスツリーが登場したときでした。何度訪れてもよいところです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234252.jpg ベイエリアから見る函館山

 さて、そろそろ函館をひきあげる時間が近づいてきました。乗るのは15:42発の4030M特急「スーパー白鳥30号」八戸行きですが、指定席は満席で取れなかったし、来るときに「白鳥45号」の車掌さんが言っていた「帰りはいっぱいになる」という言葉を思い出し、1時間ほど前に行って自由席に並ぶことにしました。だから全然写真が撮れなかったわけなんですが、1時間前に行ってもすでに2・3号車の自由席乗車口にはけっこう長い列ができていて、早く並びに来てよかったとまずは安堵。

 「スーパー白鳥30号」はデッキや通路までいっぱいの乗客を乗せて函館駅を発車しました。接続する「スーパー北斗12号」から自由席に乗り継いだ人はほとんど座れなかったのではないでしょうか。

 本当に天気のよい一日でした。まだ青空は続いていて、江差線上磯あたりからは、来たときと同じように函館山がくっきりと見えています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234259.jpg さよなら函館、また来ます。

 「スーパー白鳥30号」は、定刻17:37に青森駅2番線に到着しました。八戸まで乗り通して「はやて」に乗り継ぐ乗客が多い上に青森からの乗車も相当数あり、車内はますます混みそうですが、我々はここで下車です。

 板柳から来てくれた中国人の友人は、18:16発の3836D快速「深浦」が接続し、それに乗れば乗換えなしで帰ることができるので、それを見送ります。2番線から跨線橋の階段を上ると、1番線で発車を待っている2022レ寝台特急「あけぼの」が見えます。この日の「あけぼの」は既にこの日の記事でレポートしました。「スーパー白鳥30号」から八戸で「はやて」に乗り換えれば東京には夜10時過ぎに着くことができますが、「あけぼの」なら一晩かけて、上野に着くのは翌朝です。どちらに乗るか人それぞれでしょうけれど、僕ならやっぱり「あけぼの」を選んで、旅の余韻に浸りながらゆっくりと帰って行きたいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234309.jpg青森駅1番線で発車を待つ寝台特急「あけぼの」。