青森を拠点にのんびり秋休み(その42;函館から青森へ)
▲来たときと同じように美しい姿を見せる函館山。
2010年10月11日、満席。
THEフトッチョバーガーを完食したあとは何もする気がなくなってしまいましたので、腹ごなしを兼ねてだらだらとレンガ倉庫群を歩きます。このあたりは完全に観光地化されてはいますが、僕はけっこう気に入ってます。時々建物の中に入っては店をひやかして歩きます。前回このあたりを歩いたのは2005年12月のことで、恒例イベント「はこだてクリスマスファンタジー」が始まってベイエリアにクリスマスツリーが登場したときでした。何度訪れてもよいところです。
さて、そろそろ函館をひきあげる時間が近づいてきました。乗るのは15:42発の4030M特急「スーパー白鳥30号」八戸行きですが、指定席は満席で取れなかったし、来るときに「白鳥45号」の車掌さんが言っていた「帰りはいっぱいになる」という言葉を思い出し、1時間ほど前に行って自由席に並ぶことにしました。だから全然写真が撮れなかったわけなんですが、1時間前に行ってもすでに2・3号車の自由席乗車口にはけっこう長い列ができていて、早く並びに来てよかったとまずは安堵。
さよなら函館、また来ます。
「スーパー白鳥30号」は、定刻17:37に青森駅2番線に到着しました。八戸まで乗り通して「はやて」に乗り継ぐ乗客が多い上に青森からの乗車も相当数あり、車内はますます混みそうですが、我々はここで下車です。
板柳から来てくれた中国人の友人は、18:16発の3836D快速「深浦」が接続し、それに乗れば乗換えなしで帰ることができるので、それを見送ります。2番線から跨線橋の階段を上ると、1番線で発車を待っている2022レ寝台特急「あけぼの」が見えます。この日の「あけぼの」は既にこの日の記事でレポートしました。「スーパー白鳥30号」から八戸で「はやて」に乗り換えれば東京には夜10時過ぎに着くことができますが、「あけぼの」なら一晩かけて、上野に着くのは翌朝です。どちらに乗るか人それぞれでしょうけれど、僕ならやっぱり「あけぼの」を選んで、旅の余韻に浸りながらゆっくりと帰って行きたいものです。