青森を拠点にのんびり秋休み（その41；まいう～）
▲1日限定20食、「ラッピ」名物「THEフトッチョバーガー」。まだ直立してる。 2010年10月11日、「ラッキーピエロ」、食べます。
緑のエプロンに白帽のキュートなおねえちゃんにレジで注文し、そのまま待つことしばし、空いたテーブルが出て着席することができました。入口に近い方のいくつかのテーブルは椅子がブランコになっていてそこへ案内されたのでちょっと気恥ずかしいです。浪漫過ぎます(^^ゞ。ハンバーガーには欠かせないコーラを飲みながらしばらく待ちます。コーラのカップにもばっちり「ラッピ」マークが入ってます。
「ラッピ」のコーラ。 待つことしばし、どこかからからんからんと鐘の音が。歳末のくじ引きでも当たったのかしらと思ったのもつかの間、その鐘の音はこっちに近づいてくるではないか。え、なになに？
見れば、緑のエプロンに白帽のキュートなおばさん店員が片手にお盆、片手に鐘を持って登場したではないですか。「からんからん～ ハイ、フトッチョバーガーおまたせ～ 全部食べれば幸せ間違いなし、お客様の幸せをお祈りしたします～ からんからん～」というふうな意味の言葉を発し（鐘の音に動揺していたのではっきりとは覚えてなくてスミマセン）、注文したハンバーガーの載ったお盆を僕の前に置きました。ちょっと、そんな店内全部に響き渡るような鐘を鳴らされて、ハズカシイじゃないですかっ！
しかし、その恥ずかしさも一瞬で忘れるほどのブツが、目の前に置かれています。「THEフトッチョバーガー」です。1日20個限定、元祖でぶやも「まいうー」と唸ったほどの実力バーガー、しかもこれで780円。スゴイ。負けた。見ただけで負けた。「ラッピ」おそるべし。
その前に、これ以外に注文したものも見ておこう。今回同行してくれた中国人の友人が注文したのは、えーと、フトッチョの衝撃に記憶が飛んじゃったけど、なんだったっけな、テリヤキバーガーだったかな。うん、そんな気がする。
僕がもう一個注文したのは（もう一個なんて注文するんじゃなかったとこの頃にはもう思い始めてるんですが）、一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」。酢豚風のあるいは南蛮漬け風の甘辛いソースを絡めた鶏の唐揚げをはさんだバーガー。さすが一番人気だけあっておいしいです。が、とにかくフトッチョに圧倒されちゃってて……ていうか、フトッチョってどうしてカタカナ表記なんだろうなあ。
たぶんテリヤキバーガー。
一番人気のチャイチキ。 さて、THEフトッチョバーガーです。
上から順にバンズ、レタス、目玉焼き、トマト、タマネギのみじん切りとタコスソースみたいなの、厚いハンバーグ（パテ）、コロッケ、またタマネギのみじん切りとタコスソース、チーズ、更に分厚いハンバーグ、そしてバンズ。これを一本の串が上下に貫き、それぞれが分離するのを防いでいます。「あなた様は類い希なる胃袋と精神力を持ってフトッチョバーガーを見事に完食されました。鐘の音と共にお腹と心の幸せが保証されました事を記念しここに表彰致します。」という表彰状まで付いてます。まだ完食してないのに。
こうやってウンチクたれているとなんだかフトッチョタワーがだんだん傾いてきているようなので、それでは完食前提のTHEフトッチョバーガー、いただきます！。ていうか、どこから食べ始めてよいかさっぱりわかりません。かぶりつけないので、上のバンズを外して適当に……うっ、ウマイ！パテもウマイが、このコロッケがたまらなくおいしい。ソースやマヨネーズがこってりした味なのが後半少々くどくなってきますが、全体としておいしいことには変わりがない。しかも見たとおりのボリュームで、これで780円なんていいんですか的満足感が心とおなかを満たしました。
▲だんだん