毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その40;「ラッピ」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234216.jpg ▲函館を代表するハンバーガー店「ラッキーピエロ」、ご当地バーガー№1。女の子多し。

 2010年10月11日、ランチタイム。

 10月の三連休の最終日、函館に来ています。

 再びロープウエーに乗って山麓駅まで下り、聖ヨハネ教会、ハリストス正教会を眺めながら八幡坂まで行き、のんびりと市電の走る大通りまで下ります。市電との交差点の角には、安田銀行として1932年(昭和7年)に建築され、戦後の財閥解体により富士銀行となった建物が残っています。僕はこの建物が好きで、この建物をそのまま使ってホテルが営業されていたので何度か泊まったことがあるのですが、残念ながらそのホテルは今年1月に閉館になってしまったようです。

 市電の走る通りを渡ってさらに進むと、函館港に沿う道に入ります。レンガ倉庫が並ぶ観光スポットへと入る通りです。

 今回思い切って函館まで行ってみようと思った目的の一つが、ここにあるお店でランチを食べることでした。そのお店の名は「ラッキーピエロ」。今年で創業23年、函館で生まれて函館で育ったハンバーガー店です。そうとう何年も前から行きたいと思っていたお店なんですが、知らぬ間に2009年には日経新聞ご当地バーガーならこの店」でご当地バーガーNo.1に選出されちゃってたりしてるじゃないですか。しかし、通称「ラッピ」ってのはなんとかならんすかね。ホントに「ラッピ」って呼んでる人なんているのかなあ……

 とにかく、そんな「ラッキーピエロ」に今回ついにやってくることができました!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234209.jpg 1号店ベイエリア本店です。

 午後1時半過ぎ、ランチタイムはだいたい終わった時間帯ですが、混んでます。しかも客層が若い!こちらがちょっと気後れしちゃうぐらい若い。修学旅行に来てるっぽい女子中高生や観光客がひっきりなしに出入りしてます。函館出身のロックバンドGLAYのメンバーが函館時代に通いつめていたことが全国放送の音楽番組で紹介されるに及んで「ラッキーピエロ」が一躍有名になったというのだから、女の子の客が多いのも宜なるかな。しかしなんか入りにくいなあ。
 
 しかし入る。

 入ってすぐにレジがあり、レジの向かいには椅子がいくつか並んでいて、テイクアウトの客がここに座って待つ仕組みらしい。ランチタイムからはずれつつある時間帯なので、シルクソフトなどデザート系を求める人が多い感じです。店員さんはそろいの緑のエプロンに白い帽子でなかなかキュートです。入口は狭いですが、店内はなかなか奥が深く、けっこうな数のテーブルがあります。そして満席。すごい人気と活気です。店員さんも気さくにお客さんに話しかけてます。よく見ると、小さい子どもを連れた家族連れや、おじさんおばさんのお客さんもちゃんといます。安心した。よし、張り切ってオーダーしよう!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234221.jpg レジ付近。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818234225.jpg ▲奥行きの深い店内にはテーブルの数も多いけれど、満席!