毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その32;485系と701系)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233813.jpg ▲折り返しの「かもしか6号」に乗務するのか女性運転士さんが引き継ぎ中。

 2010年10月9日、青森到着。

 碇ヶ関駅から乗った2043M特急「かもしか3号」、さっき碇ヶ関駅の出札窓口でお願いした指定券が最後の1枚だったと言うだけあって、3両編成の車内はかなりの乗車率です。停車駅は大鰐温泉弘前、青森。弘前での乗降はかなり多く、津軽地方の中心都市であることが窺われます。

 弘前からは一気に青森まで31分で走りきります。終点青森には15:17、4番線の到着です。到着した「かもしか3号」からは大勢の乗客が吐き出され、跨線橋へと姿を消していきます。三連休の初日の青森駅はさすがに活気にあふれています。隣の5番線にはすっかりおなじみの701系電車が停まっています。15:25発の碇ヶ関行き普通列車660Mです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233818.jpg 701系と並んだ485系

 青森に到着した「かもしか3号」は、28分後の15:45に2046M特急「かもしか6号」として秋田へと折り返していきます。4番線ホーム先端の通称「リンゴかあさん」の向こうでは、乗務員の引き継ぎが行われているようです。引き継ぎを受けるのは、最近よく「かもしか」を運転しているのが見かけられる女性運転士さんでしょうか。

 これで僕の「かもしか」三昧の一日も終わりです。跨線橋の窓から見下ろすと、「かもしか6号」として発車を待つ485系3両編成と、奥羽色の701系2両編成が仲良く並んでいます。しかし、あともうわずかで、この485系は姿を消してしまいます。僕の「かもしか」三昧の一日は、「かもしか」見納め・乗り納めの一日となったわけです。12月4日、東北新幹線八戸以北開業とともに、オリジナルの485系と「かもしか」という愛称がこの駅から消えてしまうのだそうです。大きな変化を迎えようとしている青森駅はきっと今ごろ大きな期待と不安に包まれているのではないでしょうか。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233824.jpg青森駅跨線橋の上から485系「かもしか」の見納めです。