青森を拠点にのんびり秋休み(その30;弘前~碇ヶ関間開業115周年)
2010年10月9日、矢立峠越え。
雨のそぼ降る中、碇ヶ関駅に来ています。
駅舎に入って左側には出札窓口があります。簡易委託駅なので、昼間は有人駅となり、窓口で切符が買えます。ここで14:29発の2043M特急「かもしか3号」の指定券をお願いしたら手書き発券をしてくれたことはコチラの記事で既にご紹介したところです。良い記念になりました。
駅舎に入って左のスペース。
昼間は有人駅です。
その出札窓口の右側のスペースでは、「行くたび、あたらしい。青森」というコピーで行われている12月4日東北新幹線八戸以北開業キャンペーンの一環なのか、「碇ヶ関~なつかしの鉄道展」「奥羽本線(奥羽北線)弘前~碇ヶ関間開通115周年」と銘打って、往時の鉄道写真が展示されていました。
碇ヶ関周辺の鉄道シーンと言えば、SLの三重連による県境の矢立峠越えが最大の見所であったようです。三重連でなければ越えることができないほど険しい峠だということですが、SLファンにはたまらない場所だったことでしょう。展示されている写真も、力強く煙を吐き上げるSLの姿をとらえたものが多いですね。
重連のSLの写真が多いです。
僕はSL世代ではないので、実はあまりSLには関心がなく、かっこいいなとは思いますが、どちらかというと未知の世界のお話です。
それより感激したのは、1枚目の写真、DD51の重連に牽かれて走る下り寝台特急「日本海」の写真です。これはなつかしい。重連のDD51のうしろにちらりと見えている客車はもちろん20系です。こういう時代に「日本海」に乗ってみたかった。今のEF81が牽くブルトレももちろんいいけれど、ディーゼル機関車の牽く20系の寝台列車にも揺られてみたかったです。
それより感激したのは、1枚目の写真、DD51の重連に牽かれて走る下り寝台特急「日本海」の写真です。これはなつかしい。重連のDD51のうしろにちらりと見えている客車はもちろん20系です。こういう時代に「日本海」に乗ってみたかった。今のEF81が牽くブルトレももちろんいいけれど、ディーゼル機関車の牽く20系の寝台列車にも揺られてみたかったです。
今回のこの写真展は、「鉄道写真館-団塊の世代が情熱を注いだ青春譜」というHPで60年代、70年代の古き良き時代の鉄道写真を掲載している「なめくじ会」というみなさんの協力を得て実施されているようです。これらの写真を眺めていると、その時々の風景を一枚一枚写真に撮って残していくことがどれだけ大切なことかということがひしひしと伝わってきます。
というところで、そろそろホームに出てみましょうか。