毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その27;ふらりと温泉)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233546.jpg ▲「道の駅いかりがせき津軽関の庄」併設の足湯。

 2010年10月9日、碇ヶ関と言えば昔から温泉が有名。

 「道の駅いかりがせき津軽関の庄」に来ています。碇ヶ関駅から歩いてすぐです。

 この施設のいちばん奥まったところにあるのが温泉施設「関の庄温泉」があります。これまた武家屋敷っぽり造りの建物でして、「御仮屋御殿」という看板が掲げられています。「御仮屋」とは殿様が江戸へ赴く途中や領内の巡見を行う時の仮の宿舎のことで、ここ碇ヶ関にもかつてあったのでしょう。それを再現した建物で温泉が営まれているのです。

 国道7号線に面した側にも広い駐車場がありますが、いちばん奥まったところにあるこの温泉施設だけを利用しに来る人のために、「御仮屋御殿」の前にも専用の駐車場が設けられています。これで雪深い冬も安心です(^^)。安心と言えば、江戸時代の建物を再現した「御仮屋御殿」も屋根はさすがにトタン屋根です。雪国にはトタン屋根がいちばんです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233607.jpg 専用駐車場あり。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233552.jpg やっぱりトタン屋根。

 「御仮屋御殿」の手前には、誰でも無料で使える足湯もあります。手前といっても「御仮屋御殿」の隣ではなく、関所資料館の建物をはさんでの手前側です。「道の駅」の土産物店やレストラン棟のすぐ後ろなので、温泉に浸かる時間はなくても、足湯だけならささっと楽しむことができます。僕が行ったときは青年が一人、何か読み物をしながらジャージをまくりあげて足湯に浸かってました。きっと地元の人ですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233538.jpg 足湯施設も新しい。

 さて、「御仮屋御殿関の庄温泉」、入るかどうか悩みました。温泉に入ったら最後、さっき考えた予定の列車に乗れなくなってしまうかもしれません。しかし、目の前に温泉があるのに入らずに立ち去るなんてそんなもったいない。一本列車を逃したからと言って帰れなくなるわけじゃなし、ここは温泉優先でいきましょう。

 入浴料は300円。安い。さすが公共施設。タオルとバスタオルのレンタルセットがあるので、それもお願いして入場です。建物に入ってすぐは入浴用品やお土産品などの陳列棚があってその奥に受付カウンター、左奥に自販機や休憩スペースがあり、その間に大きなのれんのかかった上がり場があり、そこで靴を脱いで脱衣場へと向かいます。

 浴場の紹介は「道の駅いかりがせき津軽関の庄」のHPに譲るとして、入った感想は、ズバリ良かったです。碇ヶ関津軽では昔からある温泉場ですが、僕は今まで来たこともなかったので、こうしてふらりとやってきて良いお湯に浸かれるのはまことにうれしい。三連休初日で混んでいるかと思ったら、昼どきだったせいか以外に空いていたのでゆっくりじっくり温泉を楽しむことができて、本当に気持ちよかったです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233603.jpg 風呂上がりの休憩スペース。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233559.jpg ▲靴を脱いでのれんの奥へ進めば上質の温泉が楽しめます。