毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その21;ひさびさ伊丹空港)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233243.jpg ▲青森にも飛来するようになったJALB737-800で青森へ。

 2010年10月6日、伊丹空港

 新潟から急行「きたぐに」に乗ってやってきたのは新大阪駅。僕が新大阪駅で降りることがあるとすれば新幹線と在来線の乗り継ぎをするときがほとんどですが、今回は極めて珍しく駅の外に出ます。バス乗り場から伊丹空港行きのバスに乗るのです。

 中央出口から1階に下りたところにある各方面行きのバス乗り場には、まだ朝6時だというのに、これからハイキングにでも行くような格好をした老年の団体さんや様々な人々がここを集合場所にして集っています。伊丹空港行きのバス停にも長い列ができていて、06:55発のバスを待っています。

 伊丹空港を使うのって何年ぶりかしら。2002年頃に一度羽田便に乗るのに行ったことがあるような……と思い出している間に、バスは伊丹空港に到着しました。所要約25分という設定ですが、少々遅れて07:25頃の到着となりました。

 託送荷物はないのでチェックインカウンターに寄ることもなく2階へ上がり、中央ブロックで朝からやっているレストランで簡単な朝食を食べ、それから搭乗ゲートへと向かいました。JAL2151便は19番ゲートです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233309.jpg 19番ゲートのJAL2151便。

 10月から、それまでMD-90で運航されていた伊丹~青森便が最新鋭のB737-800で運航されるようになりました。再生に向けて機材の小型化が進むJAL路線の中では、150席のMD-90が165席で機齢のいちばん若いB737-800になったのは、青森にとってはうれしいことです。一方で、MD-90がMD-81に続いて退役に近づいているということでもあり、その点はちと寂しいですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233249.jpg JALB737-800初搭乗。

 B737-800は、エンブラエル170の投入と並んで、再生を目指すJALの機材小型化の最主力。主翼先端のブレンデッド・ウイングレットが最大の特徴でしょう。

 エプロンでは出発の準備が進んでいます。整備士のみなさんがトーイングカーの据え付けをしているところのようです。機種のあたりとよく見てみると、「JAL EXPRESS」の文字が見えます。この日の運航を担当するのはJEXだったのですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233254.jpg JAL EXPRESSの文字。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233302.jpg トーイングカー接続中。

 この日はとにかくいい天気になりました。まさに秋晴れです。周辺の山々もくっきりと見えます。19番スポットで出発を待っているJAL2151便の向こうには、伊丹空港名物(?)の大型防音壁があります。エンジンの試運転場だそうですが、いつどういうときに使われているのでしょうね。試運転をしているところを見てみたいものです。

 僕が生まれて初めて飛行機に乗ったのは高校2年生のときの夏のことで、伊丹発鹿児島行きのANA機でした。でもその後伊丹を利用することはほとんどなく、覚えているのは青森→伊丹→高知と乗り継いだことが1回と、伊丹→羽田が2回ぐらいでしょうか。自分にとってはあまりなじみがあるとは言えない空港ですが、伊丹・関西・神戸の3空港の運営方法が喧しく議論されている昨今、今後が気になる空港ではあります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818233314.jpg ▲トーイングカーも付いてそろそろ搭乗開始。後ろは大型防音壁。