毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その9;ぞろぞろと200系)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232620.jpg ▲200系新幹線の愛嬌ある曲線ボディ。

 2010年10月5日、東京駅。

 JAL1204便で羽田空港に到着した僕は、東京モノレールなどを乗り継いで東京駅にやってきました。飛行機からの乗り継ぎなので時間がはっきり読めず、いちおう東京駅発15:12の「Maxとき329号」に乗れればとメドをつけていたのですが、羽田空港から東京モノレール、山手線とするすると乗換がうまくいき、13時40分頃にはもう東京駅に着いてしまいました。急いで切符を買ってホームに上がると、20番線には13:56発の「はやて・こまち21号」が停まっていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232602.jpg 「はやて・こまち21号」。

 僕が東京駅に来るときと言えばほとんどが「はやて」に乗って青森に帰るときですが、この日は青森から出てきたばかりで、これから向かうのは新潟です。東京駅まで思いもかけず早く出てこられたおかげで「Maxとき329号」より1本早い14:12発の「とき327号」に乗れそうです。

 22番線には、13:40に到着した「たにがわ410号」と思われる200系が停まっています。その丸いボンネット型の顔の向こうには、14:00発の「のぞみ231号」新大阪行きでしょうか、東海道新幹線の700系が見えています。東北上越新幹線も12月4日以降新型車両の導入が一気に進んでいくと思われるので、これだけ歳の離れた新旧新幹線が一つのフレームに収まるのもだんだん少なくなっていくことでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232606.jpg 「たにがわ410号」到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232632.jpg 200系の向こうに700系。

 指定席では窓際席がとれなかったので自由席でいいやと思い、いちばん後ろの1号車の乗車案内の下で待っていると、20番線に列車がやってきました。田端の車庫からの入線なので折り返し整備の必要がなく、ドアが開けばすぐに乗れます。この「とき327号」も200系での運用です。こうしてみると、カラーリングは変わったとは言え、200系はまだまだたくさん活躍しているのですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232610.jpg 「とき327号」入線。

 僕がまだ青森に住んでいるときに東北新幹線が開通し、アイボリーに緑の帯が入った200系に乗って盛岡から大宮まで、新幹線の旅ができるようになりました。やがて年月が流れ、東海道山陽新幹線からは丸顔の0系はとうに姿を消したものの、東北上越新幹線ではこうしてまだ多くの200系車両が活躍しています。しかし、12月4日に八戸以北が開業し、来春E5系が投入されれば、東北新幹線のほうには200系の残る余地はないように思います。その後は主として上越新幹線でのみ活躍を続けるのでしょうか。だんだんその去就が気になってきた200系です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232626.jpg ▲0系から200系へ受け継がれたこのフォルム、曲線の美であります。