毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その6;路線縮小)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232439.jpg青森空港の搭乗待合室から見るJAL1204便。

 2010年10月5日、青森就航路線の受難。

 青森空港の展望デッキでしばらく過ごしたあと、タッチアンドゴーでセキュリティゲートを抜けて搭乗待合室に入ります。火曜日の昼前の便だからか、搭乗待合室も混雑しているふうではありません。のんびりした雰囲気です。

 搭乗待合室からはA300-600Rを真正面から見ることができます。2番搭乗口にはJALのスタッフが現れて、まもなく搭乗が始まりそうです。搭乗口の上にある案内には11:50発のJAL1204便の下に14:25発のJAL1206便が表示されていますが、次の便まで2時間半以上空いているというのはどんなもんでしょう。1日6便体制で朝夕に便を集中させるとこんなもんでしょうか。12月に東北新幹線八戸以北が開業しても羽田便は減便しないとJALは言っていますが、競合が起きるのは確実です。今以上に不便にならないようにしてもらいたいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232433.jpg 搭乗待合室からの眺め。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232447.jpg もうすぐ搭乗開始。

 ところで、隣の1番搭乗口の案内板には、14:10発の札幌行きJAL2804便と19:55発の名古屋中部行きJAL3146が掲示されています。この2路線はJALの路線整理縮小の過程で大きな影響を受けている路線です。

 札幌便のほうは、10月からB737-800による1日1便に減っているものの、11月には1日3便とかつてない増便となります。ただし機材は50席のボンバルディアCRJ200による運航となり、この機材の青森発飛来ということになるでしょう。北京~札幌便との接続は悪くなるので、増便されても僕にとってのメリットはあまりありませんが(^^ゞ。

 名古屋中部便のほうは、現在1日2便飛んでいるのが11月からは全便運休になります。青森空港で「名古屋(中部)」の表示が見られるのもあと1週間となったわけです。県の経済界などは中部地域との航空路がなくなることを非常に懸念しており、航路存続の働きかけをかなりやっているようです。それを受けてJAL側では小牧空港発着で来春航路復活の方向で検討しているという記事が先日出ていました。いずれにしても、青森空港で「名古屋(中部)」の表示はもう見納めですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232443.jpgJAL路線の整理縮小で受難の札幌便と名古屋便。「名古屋(中部)」はもう見納め。