毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にのんびり秋休み(その5;退役間近かA300-600R)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232420.jpg青森空港で出発を待つJAL1204便。機材はA300-600R。後方には八甲田山が。

 2010年10月5日、青森空港

 青森駅前から青森空港行きの連絡バスに乗ります。11:50発の羽田行きJAL1204便に連絡するのは青森駅前を10:35に発車するバスです。青森駅前から空港への連絡バスはしばらく前まで青森市営バスとJRバスが運行していましたが、最近全便がJRバスの運行に変わったようです。隣のバス乗り場から10:30発の仙台行き高速バス「ブルーシティ号」が発車したのに続いてやってきた空港行きのバスに乗ります。乗車率は3割ぐらいでしょうか。空港までは所要35分です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232409.jpg 青森空港行き連絡バス。

 さて、青森空港。今回は預け荷物もないのでチェックインカウンターに立ち寄る必要もありません。タッチ・アンド・ゴーでいきます。そこですぐに展望デッキへ上がってみます。

 エプロンにはすでに羽田からのJAL1203便が到着していて、折り返しのための整備中です。機材はA300-600R。9月に帰省したときは、9月いっぱいでMD-81が退役することから敢えて三沢空港まで行って羽田行きのMD-81に乗りましたが、実はこのA300-600Rも退役間近なのではと言われており、それなら乗れるときに乗っておこうと、今回空路を選んだわけです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232413.jpg JAL1204のスターボードサイド。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232424.jpg 秋空の下で折り返し整備中。

 A300-600Rが完全退役するのがいつなのかはわかりませんが、なにしろJAS時代から青森~羽田便と言えばA300-600Rで、レインボーカラーの頃から何度もお世話になったし、JASが国際線に進出し、JALANAの飛んでいない中国の都市へ路線を開拓したときには、西安線や昆明線、香港線にもこのA300-600Rに乗って出かけたので、A300-600Rには愛着ひとしおです。10月は1日6往復のうちA300-600Rでの運航は3往復になり、11月からはさらに減って2往復だけになります。これはA300-600R退役への動きというよりは、JALの機材小型化の影響ですが、少しずつ青森からA300-600Rが姿を消していくようで寂しい気持ちになります。

 この日は少し雲は多いものの青空の見える秋晴れの一日。展望デッキからRWY24エンド方向を見ると、頂上部分は雲に覆われているものの裾野の広がりは見せている八甲田山が見えます。3日前の10月2日には八戸十和田方面からあの八甲田山を越えて青森市内に入ってきたのでした。気持ちのいい秋晴れのこの日、これからJAL1204便に乗って、まずは羽田へと向かいます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818232428.jpg ▲展望デッキから眺める八甲田山。ちょっと雲がありましたね。