毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

やっと入れた八食センター七厘村

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231858.jpg八食センター「七厘村」でホタテ焼きなう。

 10月2日から故郷の青森に帰ってきております。

 10月2・3日の土日は、僕が青森へ帰るというので、東京にいる親友がJALの特典航空券をゲットして青森へ遊びに来てくれました。ただ、特典航空券では青森便はとれず、三沢発着になってしまったとのことなので、集合場所は八戸駅にしました。今年の4月から青森県板柳町役場に国際交流員として来ている李さんもかけつけてくれて、3人でのスタートになりました。

 八戸と言えばまずは「八食センター」。はずせません。

 八食センターには海産物市場や肉屋、八百屋などの生鮮品店舗、おみやげ店、飲食店が集結していて、今や八戸市民の胃袋としてでなく、県外からの観光客の人気の観光スポットにもなっています。その八食センターの中でも人気なのが「七厘村」。大人1人2時間まで200円で炭火を熾した七厘を置いたテーブルの一角を使わせてもらえるというスペースです。「七厘村」では七厘と紙皿、割り箸、紙ナプキン、塩や醬油などの簡単な調味料をそろえてくれるだけで、サイダーや味噌焼きおにぎりなどは買うことができますが、基本的には、七厘で焼いて食べる物は海産物市場のほうで好きなものを買ってきて自由に焼いて食べるというのが「七厘村」のスタイル。このスタイルが受けてか、僕が八食センターに来るときはいつも満席で、40分待ちとか1時間待ちとか1時間半待ちとかになっていて、今まで入ってみることができなかったのです。でも今回は昼前の11時過ぎに行くことができたので、余裕で七厘ゲットです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231912.jpg 七厘村入口に煙たちこめる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231916.jpg 思い思いに七厘焼きをENJOY。

 七厘で焼くものの定番は殻付きのホタテ。「七厘村」に来る人でこれを焼かない人はいないでしょう。我々はこれに加えて最近全国区で有名になりつつある八戸前沖サバもゼッタイはずせません。八戸前沖サバには「マサバ」と「ゴマサバ」の2種類があり、そのうち550g以上のものを「銀サバ」として認定しています。銀サバは3人では大きすぎるので、活きのいいマサバを1匹おろしてもらいました。そしてエビとイカも加えましょう。海産物市場ではどの店でも「七厘村で食べるんですが」と言えば食べやすくさばいてくれるのでとても楽ちんです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231902.jpg 焼けるのが待ち遠しい。

 まずはホタテを殻ごと載せて、八戸の地サイダー「三島シトロン」を飲みながら、火が通るのを待ちます。だいたい火が通ったら醬油を垂らして香ばしい匂いが立つまで焼きましょう。サバは2枚におろしてもらったので、半身ずつ豪快に網の上へ。銀サバじゃなくても十分大きくて脂がのりまくってます。脂ののりがよいので、焼くと脂が炭に落ちて炎があがって煙がたちます。おかげで七厘村の中は煙がもうもうとたちこめています。

 八食センターは海産物市場がメインなので、「七厘村」ではみなさん海産物を召し上がるようですが、中には肉屋も入っているので、焼肉を楽しむことももちろんできます。肉を食べたい僕は肉屋からタン塩と焼き肉用味付け豚肉を200gずつ買ってきて、焼きまくります。これもウマイ!

 他のお客さんたちの七厘をのぞいてみると、牡蠣やホッキ貝やホッケが人気のようですね。鮭のハラスなんかもおいしそう。お酒ならセンター内の酒屋でありとあらゆる種類のお酒がそろっているし、主食が食べたければ、飲食店スペースの各店の前でお弁当やお総菜も豊富に売っているし、刺身の盛り合わせを買ってきて、焼き物と一緒に新鮮な刺身を食べることももちろんOKです。自分の好みで変幻自在の「食」が楽しめる八食センター「七厘村」、こりゃ確かに人気があるわけだ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818231906.jpg ▲新鮮な八戸前沖サバの焼きたてがほくほくで美味しすぎ!