毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛行機三昧夏休み(その12;空の駅みさわ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191834.jpg ▲久しぶりにやってきました三沢空港

 2010年9月3日、三沢空港

 さて、「白鳥18号」を降りた僕が向かう先は、三沢空港です。一本あとの「白鳥20号」なら駅前から空港行きの連絡バスにすぐに接続するのですが、空港で少しゆっくりしたかったので「白鳥18号」で行き、三沢駅からタクシーで空港へ行きました。空港までは10分ぐらいで、

 米軍三沢飛行場のメインゲート前を通り過ぎてもうしばらく行くと、三沢空港です。ターミナル前ロータリーの入り口には、「WELCOM TO MISAWA」の文字とともに、三沢から米国ウェナッチまでを線で結んだ地球の図柄とリンゴとミス・ビードル号があしらわれています。三沢は、1931年にミス・ビードル号という飛行機が世界で初めて太平洋無着陸横断飛行を達成して以来、空のまちとしての国際交流に力を入れています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191824.jpg WELCOME TO MISAWA.

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191830.jpg 三沢空港ターミナル全景。

 三沢空港旅客ターミナルはこぢんまりとしています。1階のターミナル向かって左がチェックインカウンター、右が到着出口です。僕が空港に着いたのは午後2時ちょっと前で、チェックインカウンターのほうは15:20発の羽田行きJAL1224便のチェックインをする人がちらほらといましたが、到着ロビーのほうは、次の到着便は14:35着の羽田からのJAL1227便なので、ターンテーブルのほうは照明が落とされて薄暗く、出口側にも人けがなく、しんと静まりかえっていました。14:45にJAL1227便が到着すると、その次は18:40着のJAL1229便まで到着便はありません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191849.jpg チェックインカウンター。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191843.jpg 到着ロビー、閑散。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191837.jpg なんか薄暗い。

 チェックインを済ませて2階へ上がります。2階には搭乗待合室へ進むセキュリティゲートのほか、売店やレストランがあります。セキュリティゲートの入り口脇には搭乗手続き中のフライトが表示されていますが、三沢空港を出発する全便が表示されていて、備考欄に現在搭乗手続き中のものがランプで示されるというふうになっています。出発便はわずか4便。羽田行きが3便に大阪行きが1便です。「はやて」の八戸開業で減便になり、JAL再建で札幌便が消え、伊丹便も10月いっぱいで消滅です。寂しいです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191857.jpg 2階。こぢんまりです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191853.jpg 出発便は1日4便。

 2階には「空の駅みさわ」があります。2009年7月17日にオープンしたそうですから、まだ1年ちょっとというところです。オープン時の様子を報じる地元紙の「デーリー東北」の記事を見つけましたのでそれをちょっと引用しますと、「三沢市三沢空港ターミナルビルに17日、上十三地域の特産品を販売する「空の駅みさわ」がオープンした。地元の小川原湖シジミガイを使ったラーメンセットや、横浜町の菜の花から採った菜種油など、上十三地域の13業者が製造する食品約80種類をそろえる。営業時間は午前8時半から午後7時半まで。年中無休。首都圏などの空港利用者からの「もっと青森県のお土産がほしい」との声に応え、同ビルを運営する三沢空港ターミナルが、同ビル2階の出発ロビー隣に設置した。同市をはじめ周辺6市町村の地元食材を使った農産物や海産物の加工品を主に取り扱う。」という感じ。確かに品揃えはかなり豊富で、地場の特産物やミス・ビードル号グッズなどがなんでも手に入る感じです。しかし、本物のナマコを使った「なまこストラップ」とかカブトムシやアゲハの幼虫をリアルに忠実に再現したという「幼虫グミ」とか、やめてほしいです……(x_x)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191902.jpg ▲かなり品揃えの豊富な「空の駅みさわ」は三沢空港ターミナルビル2階にございます。