飛行機三昧夏休み(その7;津軽海峡)
▲機窓からは室蘭が見えてきた。見える陸影の左端は地球岬。
2010年9月1日、津軽海峡を渡る。
青森行きJAL2809便は、少なめの乗客を載せて定刻に新千歳を離陸しました。滑走路は変わらずRWY19Rからの離陸です。右側の窓際席だったので、西側に動いた太陽の逆光が厳しいですが、目をこらすと、きらめく支笏湖の湖面と樽前山、恵庭岳のシルエットが見えます。
MD-90は苫小牧上空から太平洋上空へ抜け、洋上飛行になります。少し行くと、機窓右側に遠く室蘭が見てきました。鉤のように突き出した地形が特徴的で、その東南の突端が地球岬で、風光明媚ながら断崖絶壁が続く美しい海岸線を眺めることができるんですよね。
MD-90の安全のしおり。
室蘭を右に遠望しながら南下を続けると、恵山などがあある亀田半島上空にさしかかり、右手には函館が見えてきます。函館山へと両側から裾がすぼまるように狭まっていく海岸線と、函館湾に突き出した函館山が遠望できます。
このあたりからMD-90は降下が始まるので、もうデジカメでは撮影できなくなります。下北半島を縦に渡って陸奥湾へ入ります。津軽半島の東海岸を北から南へと眺めていくと、青森市内が見えてきます。ふるさとに帰ってきました。フェリー埠頭、青森駅、青森ベイブリッジ、観光物産館アスパムが次々に見えてきます。内陸に入って県営スケート場のドームを見ながら右旋回。12月4日の開業を待つ新幹線の高架をまたいで、青森空港RWY24へとランディングしていきまーす!
函館市街が見える。