飛行機三昧夏休み(その4;新千歳空港ランチ)
▲北海道と言えばラーメン!が食べたかったが、ジンギスカンでもまあいいや。
2010年9月1日、新千歳空港でランチ。
新千歳空港の新しい国際線ターミナル、なかなかよいです。新しくて広いのはもちろん好印象ですが、到着後の動線が非常によろしい。降機してブリッジを通ってターミナルに入ると、すぐに入国審査場があり、入国審査を終えて扉を抜けるとそこがすぐターンテーブル。降機から一連の手続きが済むまでの動線が短く、快適です。何から何までむちゃくちゃ長い距離を歩かされる北京空港T3なんかに比べるとはるかに人にやさしいです。唯一、国内線ターミナルまでの渡り廊下はかなり長い。自家用車などで直接国際線ターミナルへ乗り付けるならよいですが、国内線との乗り継ぎだと歩く距離が少々長くなります(動く歩道はありますが)。
その長い渡り廊下を歩ききって、国内線ターミナルにやってきました。
離陸直後に機内食を食べたきりですから、おなかが空いています。お昼を食べなければなりません。
もちろん、「これを食べよう」と目を付けていたものがあります。それは「北海道ラーメン道場」。ところがなんと、国内線旅客ターミナルビル増築工事に伴い、平成22年8月31日をもって全店休業、リニューアルオープンは平成23年6月、だそうじゃないですか!ショック。前日までやってたんじゃんか……(T_T)。
しかたがないので、レストラン街をしばらくうろうろしたあげくに入った店が、「Schones Wasser(シェーンヴァッサー)」。ドイツっぽいレストランです。店頭メニューにジンギスカンのプレートがあったので、ここにしました。ジンギスカンなら「松尾ジンギスカン新千歳空港店まつじん」がありますが、まだ昼だし、そこまで本格的にジンギスカンを食べたいというほどではなかったので、こちらのレストランのジンギスカン・プレートにしたというわけです。
ドイツ風のレストラン。
ここでは北海道の地ビールが楽しめます。「ビア・ワークス・ちとせ」による「ちとせ地ビール・ピリカワッカ」として始まったビールが4種類あります。ピルスナー、ヴァイツェン、エール、スタウトの4種類で、小さいグラスで4種類全部が楽しめるセットもあるようでしたが、僕は今回は「赤ビール」であるエールを一杯頼んで、ジンギスカンの到来を待ちます。
エール、なかなかいい色です。グラスにはレストランの名称のほかに「BEER WORKS CHITOSE」と醸造元の名称も入っています。昼でなければもっと大きいグラスでぐびぐびと飲んだところですが、このあとまたすぐに飛行機に乗らなくちゃいけないし、かなり遠慮した、というか、自制しました(^^ゞ。
ちとせの地ビールを一杯。
なかなかいい色のエールビール。
赤ビールを飲みながら待つことしばし、ジンギスカン・プレートが到着しました。鉄板の上でじゅうじゅう言ってます。中国では羊肉を食べる機会が山ほどあるので、何も日本に帰ってきたときまで、しかも帰国初日に、羊肉を食べなくてもいいだろうにとは僕も本当に心の底からそう思うんですが、しかし北海道のラム肉はまたこれ別物であるからして、食べたくなるんですよ、どうしても。北海道のラム肉って、中国のと比べるとかなりジューシーなような気がするんです。いいんです、とにかくおいしく食べられれば。
これがセットの全貌。
新千歳空港内には、北海道ラーメン道場亡き今、ラーメン店が3店営業しています。そのうち2店舗が国内線ターミナル3Fのレストラン街にあります。一軒は「雪あかり」というお店ですが、こちらは行列ができていたのでパス。もう一軒は北海道ラーメン道場の一角にありおそらく工事を免れた部分にある「王華」。こちらは「塩ホルモンラーメン」がウリですが、僕はホルモン系はだめなのでこちらもパス。ということで今回はラーメンをあきらめたわけですが、ちょっと悔しいです。でももう搭乗ゲートへ向かう時間になってしまいました。
▲店構えはこんな感じ。国内線ターミナルビルの3Fにあります。